The fishing for the product test
テスト釣行レポート


                               
  Yellowtail  (Ehime Prefecture)

   September 30, 2015


 ●場所 愛媛県 松山沖

 ●釣り日時 2015年9月30日

 ●ターゲット フィッシュ ブリ

 ●テスト内容 試作ジギングロッド / 試作ジグ


 愛媛県 松山沖 ブリ

 新しい試作ジギングロッドを松山沖で試しました。

 2日間のテストの予定が低気圧の通過で

 荒天の為、1日は中止になりました。

 今年の秋は天気が良くない日が多いと感じます。


 ライトジギングロッドとしてテストを行ってきている試作ロッド

 やベイトジギングロッドなどを試しました。


 製品化に向けて進んでいる試作ジグのテストも

 行いました。


 開発中のライトジギングロッドですが、

 あまりにポテンシャルが高く、想像を超えた大型魚までを

 リール依存型ファイトではなく 

 ”ロッドの性能” で獲る事が出来る、

 どのメーカーにも存在しない物になっています。


 タチウオ、タイから青物に対応出来る ”この世に存在しない

 カテゴリーのロッド” になりました。

 ライトジギングロッドという既存の呼び名では言い表せない

 想像を超えた ”夢のスーパーロッド” です。


 新たなカテゴリーのロッドとして相応しい名前を

 付けるべきだとの声がテストを行って下さっている方から

 出ています。


 今までライトジギングロッドとして紹介をしてきましたが、

 カーペンター独自の名前を付ける予定でおります。

 このロッドが完成したら、新しいジギングの世界が

 始まると思います。

 

 新しい試作ジグを鋳造しました。


 真垂直なバーチカルジギングは、アクションさせることも

 食わせることも難しいと感じています。

 特に潮が緩く、上潮だけが流れると

 その傾向が顕著と感じます。


 市販の色々なジグを使いましたが、私にとって

 これを解決してくれるジグはありませんでした。


 いっぱい試作を作った中に、この条件でいいジグがありました。

 真垂直なバーチカルジギングの条件で、

 巻上げで釣れて、アクションもつけやすいジグです。

 写真の2種類のうちの一つがそのジグです。

 期待しているジグです。

 
 

 情島の水道をメインにテストを行いました。

 最高5ノットの流速でした。

 渦を巻いています。
 

 西尾さん 新しく完成した試作ジギングロッドでヒット。

 
  

 西尾さん 激流の情島水道でキャッチ!

 試作ショートジグ160g (左右非対称型)です。


 (製品化するまでジグにボカシが入ります。 ご了承ください)
 

 カーボンの弾性の異なる試作ベイトジギングロッド

 5フィート9インチでヒット。
 

 製品化に向けて進んでいる試作セミロングジグでヒットしました。


 現在、試作ジグの重さのバリエーションが少ないので

 たいへん不利な状態です。

 試作ジグは、よく使うサイズである150g前後を

 メインに作っているので、特別重いジグがありません。

 激流では場所により300gが欲しいと思う時がありました。
 

 カーボンの弾性の異なる試作ベイトジギングロッド

 5フィート11インチでヒット。
 

 製品化に向けて進んでいる試作セミロングジグ(200g)で

 キャッチ
 

 KOKOROの渡部さんとダブルキャッチです。
 

 西尾さん PSCのULパワーのR(レギュラーアクション) で

 ヒット!
 

 西尾さん 試作ジグでキャッチ!!
 

 PSC61MRのベイトの試作ロッド

 (この試作はスパイラルガイド仕様です。

 通常のガイドもあります)


 PSC61MRのベイト いい感じです。

 クダコでも使いよかったです。

 今回、情島水道でもたいへん使いよかったです。


 『ロッドの使い道がはっきり説明が出来るまで

 色々な釣り場で使い込んで製品リリースしましょう』 と

 松井さんの提案で、資料を集めています。


 PSC61MRのベイトですが、瀬戸内海の潮流が速い場所で

 ファイトを強引にしないと、かけ上がりの段差で根ズレのリスクが

 ある場所に良いです。(クダコ 情島水道 津和地島の南など)


 玄界灘、男女群島のカンパチ ヒラマサ ブリにも使い良いです。


 ロッドの性質的に、イワシがベイトの時に有効な

 アクションが出やすいと考えられます。

 PSC61MRのベイトですが、ジグの動きを

 コントロールしやすいです。

 水深に於いても深場から浅場まで使いやすいです。


 他の釣り場や状況でも使い込み、多くのデータが得られましたら、

 製品のリリースを行いたいと思います。

 

 製品化に向けて進んでいる試作ジグ

 セミロング(250g)でキャッチ。


 試作ジグを思い通りに操作出来て、キャッチ出来た嬉しい

 ヒットでした。
 

 渡部さん キャッチ!
 

 PSC61MRのベイトでヒット
 

 今まで幾度と無く、バランス調整と形状調整を行い、

 辿り着いた試作ジグをジグの製造型を起こす為に

 若干改良した試作でヒット。


 この試作ジグ、巻上げのアクションでもフォールのアクションでも

 魚が反応するアクションが出ます。

 青物 タチウオ タイ 根魚など色々な魚が釣れています。

 

 KOKORO 渡辺さん キャッチ!!
 

 今回、大潮でした。


 大潮は瀬戸内海ではタチウオには向かない潮とのことで、

 潮止まり前の一瞬だけタチウオを狙いました。


 西尾さん 試作ロッドで大きなニベをキャッチ!


 この試作ロッドはタチウオに使えるライトパワーのロッドですが、

 モリモリ湧き上がるロッドパワーで大きなニベを

 西尾さん 安心してキャッチ!

 

 渡部さん ドラゴン キャッチ!


 今回、タチウオは少ししかやりませんでした。

 あまり釣れない中、

 渡部さんが連続ヒットでした。

 私はワンバイト ノーヒットでした。

 最近、タチウオはかなり釣れるように

 なってきていたのですが、

 このパターンは初めて経験するものでした。


 渡部さんのアクションを言葉にすると 

 ”デッドスローピッチ & ストップ” です。

 釣れるタチウオのサイズが誰よりも大きかったです。


 この条件では誘って食わせる自分のアクションには、

 タチウオは興味を示してくれませんでした。

 勉強になりました。

 
 

 西尾さん タチウオ キャッチ!


 新しい試作ジギングロッドと

 試作のショートジグ(テスト過程の物)
 

 試作ロッド 試作ジグのテストが進みました。

 製品化に向けて一歩進んだと思います。


 メタルジグですが、バランス調整と形状調整を何度も行い、

 問題を一つ一つ解決しながら答えを見つけて形にしてきました。

 地道な作業が積み重なり、一気に結晶化してきました。


 『カーペンターのジグで魚が釣りたい』 と言って下さった方々へ

 来春にリリースを予定しておりますジグも進んできました。


 開発に携わって下さる多くの方の想いが入ったジグ達です。

 いいものをお届け出来ると思います。


 黒岩フィッシング 船長 皆様 ありがとうございました。

 
 



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