GT 沖縄 宮古島 |
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試作ルアーのテストを宮古島で行いました。
富樫さんのチャーターに混ぜていただきました。
8年前の2007年の5月23日〜28日に行ったテストでは
GTの産卵後の低活性からノーキャッチでした。
http://www.carpenter.ne.jp/test.tyoukou.report_2007/2007%
2005%2023%20miyakojima%20gt.htm
今回も似た時期なので、産卵後の低活性の期間に
当ってしまうかなと思っていたら、懸念していた通り当ってしまい、
今回もGTはノーキャッチでした。
年によりGTの産卵期にズレがあるので、いつとは言えません。
また、地域によりGTの産卵期は2ヶ月位異なります。
また、珊瑚の産卵直後もGTの活性が下がることが多いです。
20年以上 GTフィッシングをやってきて、釣果が出やすいと
感じるのは産卵前です。
多くのGTが産卵場所の近くに集まり、
空腹なのか、とても活性が高いです。
群れの魚は競って餌を獲るので、通常よりも
釣りやすい傾向にあります。
また、群れでいる事で外敵からの攻撃を受けにくい為か、
警戒心も薄いように感じます。
これは、GTに限らず、どの魚種でも同じように思います。
2007年5月の釣行でも低活性のGTを釣る為の道具が無く、
完敗しました。
あれからシンキングのGTルアー(パンドラ)が完成して、
トップに出ないGTに威力があったと思います。
道具は2007年よりも進化していますが、
今回も手持ちの道具でも、なんともなりませんでした。
この産卵後の低活性の状況に対して
道具で克服出来るのか、どうかは未知です。
しかし、このようなタイミングに当っても、釣れる道具があればとの
強い思いがあります。
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春からテストを行っている試作ルアーのバランス取りを行いました。
ヒラマサに抜群に効くルアーがあります。
テストを重ねて製品化へと進めていきたいです。 |
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7フィート5インチ前後のGT マグロ ヒラマサに使える試作ロッドや
沖縄のGT狙いでは、γやBFの60g〜90gが良い時があるので、
BLC83/35 R−PM・SC も持参しました。
小型ルアーを使用するGTフィッシングに対してBLCシリーズは
どうなのかを調べる為です。
過去に BLC80/35 R−PM・SC + パンドラで35kgのGTを
キャッチしていますが、感想は ”GT向きではない” ということです。
BLCシリーズを、GTフィッシングで使うことは、
小型のルアー(60〜90g)を使用する場合に於いては
良いと思います。
しかし、ティップセクション ベリーセクションにパワーがない
BLCシリーズで、無理やりロッドを立てたファイトをしても、
竿の利点が生かせないばかりか、ヘタをすれば
破損をしてしまいます。
コツはバットセクションに力を乗せたファイトです。
ロッドの特性を理解し、使い手が注意して使えば、
BLCシリーズをGTに使用するは問題ないと思います。
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最近、シングルフック専用のγのご要望が多くあります。
“KLL/011A” と、シングルフックの相性が良いので、
これをベースにシングルフック専用のγの開発を
スタートさせました。 |
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今回のテスト釣行の話に戻りますが、
時々、外道がヒットするものの、産卵後で体力を奪われたGTは
ルアーに出てくる元気がないようです。
この時期、産卵に参加しないメッキサイズのGTは釣れる事が
ありますが、産卵に参加した、ある程度大きなGTは
なかなか姿を現さない。 |
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彦坂さん カスミアジをゼウスでキャッチ! |
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パンドラの市販品とは異なるバランスの試作ルアー。
シングルフックとトレブルフックで試しましたが、
引き心地が軽くて使いやすかった。
この試作ルアーで何かがヒットしたが、根ズレされました。
下を覗くとイソマグロが多数泳いでいて、
皆のルアーに何度も着いてきていたので
おそらくヒットしたのはイソマグロだと思います。
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彦坂さん カスミアジをゼウスで! |
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ヒットしましたが、サメでした。 |
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篠原さん パンドラでアカマス キャッチ! |
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彦坂さん バラクーダーをゼウスで!
沈むルアーには、色々な魚が反応しました。 |
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今回の釣行で唯一GTを確認出来たのは、
富樫さんのパンドラにGTがついて来ていたのが
偏向グラスで、はっきりと見えました。
GTは食欲が無いような感じでした。
今回の釣行で、産卵後のGTを攻略する薄っすらしたヒントが
見えたような感じがします。
来年もこのタイミングで、もしかして効くかもと、
頭で予想した試作ルアーを試してみたい。
いつの日か、この条件を克服出来るルアーを作りたい。
MORIZO 船長 皆様 ありがとうございました。
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