The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 Amber jack (Kyusyu-Nagasaki)

 July 6, 2014


 ●場所 長崎 玄界灘

 ●釣り日時 2014年7月6日 〜 7月8日

 ●ターゲット フィッシュ カンパチ ヒラマサ ライトジギング

 ●テスト内容 試作ジギングロッド / 試作ライトジギングロッド  / 試作ジグ 試作プラグ



 玄界灘 カンパチ ヒラマサ ライトジギング

 『カーペンタージギングロッド ご要望』 にライトジギングロッドの

 リクエストをたくさんいただきました

 ご要望とは 『不意の大物が来ても、折れない強靭な

 ライトジギングロッドが欲しい』

 『シーバス タチウオ タイが釣れて、不意の10kgクラスの

 ブリも獲れるロッドが欲しい』...etc.


 『カーペンタージギングロッド ご要望』 へお送り下さったご要望で

 このご要望が非常に多かったことにたいへん驚いています。


 ライトジギングロッドは海外生産の安価なロッドで

 十分と思っている方が多いと思っていましたが、

 “高性能なライトジギングロッド” を求める方が

 おられることを理解しました。


 今回、ライトジギングロッドの立ち上げの試作が完成したので

 玄界灘でテストを行いました。


 台風8号の接近で最終日が中止になりましたが、

 影響はほぼ無く、魚の活性も高く、

 2日間で100匹を軽く超えるカンパチ ヒラマサ

 その他の魚が釣れて、ライトジギングロッドや

 ミドルクラスのジギングロッドの良いテストが出来ました。

 

 呼子のサンライズさん 田代船長にお世話になりました。
 

 試作ショートジグ


 以前の試作と異なる合金で作りました。

 硬度、比重等が異なります。

 ベストな合金比率を模索しています。
 

 前回、宇和海でテストを行ったベイトジギングロッド。

 ガイドを付け直して、スパイラルガイドにしたものを

 今回、テストしました。
 

 ミドルクラスの試作ジギングロッドもテストを行いました。
 

 岸本さん ヒット!

 PSC61MR (プロト) 
 

 カンパチ キャッチ!
 

 試作ベイトジギングロッド (スパイラルガイド)

 試作ショートジグ (削ってバランスを変えた物)
 

 西尾さん 瀬戸内海など急流の浅場用の

 試作ベイトジギングロッドでカンパチ キャッチ!
 

 芝さん カンパチ キャッチ!
 

 渡辺さん カンパチ キャッチ!
 

 ミドルクラスの試作ジギングロッドでヤガラ
 

 試作ベイトジギングロッド (スパイラルガイド)

 ブランクの上部にガイドがある時と曲がりが異なります。

 パワーがライトになればなるほど、ジギングロッドも

 キャスティングロッドもガイドのサイズや数や種類や

 セッティング方法でアクションに大きな違いが出ます。

 ブランクの持つアクションだけでなく、ガイドによるアクションも

 確認をして、最高のパフォーマンスを発揮する物を

 目指しています。

 

 削ってテストをしているショートジグでカンパチ
 

 岸本さん カツオ キャッチ!


 BC(ポッパー)60−130
 

 西尾さん 試作ジギングロッドでヒット
 

 西尾さん スマカツオ キャッチ!

 別の魚型の試作ジグ
 

 ミドルヘビーの試作ジギングロッド (改良U型)

 改良した点が効いて、非常に使いやすい。
 

 たくさんのカンパチが釣れました。 
 

 うわかぜ丸 オリジナルジグでキャッチ!


 ロングジグですが、飛び過ぎずにコントロールしやすと

 感じています。

 私には使いやすいです。
 

 西尾さん 瀬戸内海など急流の浅場用の

 試作ベイトジギングロッドでアカハタ キャッチ!
 

 珍しいカワハギが釣れました。
 

 ライトジギングロッドの立ち上げロッドで

 西尾さん カンパチ キャッチ!
 

 岸本さん PSC61MR (プロト) でヒット!
 

 ダブル キャッチ!


 西尾さん ミドルヘビーの別のレングスの試作ロッド

 ジグは錫ジグ200gの試作
 

 ライトジギングロッドの試作ロッド

 ロッドベルトを使い、敢えて負荷が掛かるように

 ファイトしています。
 

 負荷に応じて綺麗にベントカーブが移行します。

 非常に使いやすいです。
 

 サバでしたが、ロッドがしなり、楽しいファイトが出来ます。

 立ち上げの試作ライトジギングロッド いい感じです。
 

 立ち上げの試作ライトジギングロッド


 ファイトで魚がコントロールがしやすい。
 

 立ち上げの試作ライトジギングロッドでカンパチ
 

 西尾さん 大きなヤガラ キャッチ!
 

 渡辺さん カンパチ ヒット!
 

 連続ヒットもよくありました。
 

 渡辺さん カンパチ ヒット!

 ヒット率 一番でした。
 

 西尾さん 夏ヒラマサ 8kg キャッチ!


 ミドルヘビークラスの試作ジギングロッド

 試作ジグ250g
 

 西尾さん スマカツオ キャッチ!


 BLC86/10・MS(マイクロスナイパー) + γ15g
 

 渡辺さん γ45g で 本カツオ キャッチ!
 

 カンパチ 全員ヒット!
 

 ライトジギングロッド 立ち上げ試作ロッドで

 ヒラマサ キャッチ


 ライトジギングロッドですが、ブランクに安心感があり、

 普通にファイトして魚が上がってきます。
 

 西尾さん 熱帯魚のアンティアスが掛かってきました。

 カーペンターのGTポッパーの名前になっている魚です。
 
 

 立ち上げライトジギングロッド試作

 レングスは6フィート7インチ


 負荷に応じてロッド角を調整してファイトしている分には、

 ロッドを立ててファイトしても折れる気がしない。
 

 立ち上げのライトジギングロッド試作で

 カンパチ 5〜6kg キャッチ


 ライトジギングロッドと思えないほど、

 簡単にキャッチ!
 

 ライトジギングロッド 試作ロッドでキャッチ!


 西尾さんの試作ロッドが6Lb

 私の試作ロッドが10Lbです。
 

 西尾さん ヒット!


 『ライトジギング試作ロッド 立ち上げの物ですが

 既に相当いいレベルになっていますよ』 と西尾さん
 

 ライトジギングロッド 試作でダブル キャッチ!


 シャローの根際でのヒットでした。

 5kg位のカンパチでしたが、問題なくキャッチ!


 テストなので、相当絞り込んでいます。

 負荷によりロッド角をきちんと調整したファイトをすれば、

 ロッドを立てていても折れる気がまったくしない。
 

 回転が起りにくい試作のショートジグ よく釣れます。

 バランスを微調整しています。

 調整が完了しましたら、導入しました鋳造機で

 テスト鋳込みを行っていきます。
 

 渡辺さん シャローで大きな当たりが!


 PSC61MLR (プロト) が大きく曲がった!

 グイグイ上がる!
 

 渡辺さん クエをキャッチ!


 皆、羨望のまなざし♪


 おめでとうございます!
 

 ヒレナガカンパチ


 試作ベイトジギングロッド (スパイラルガイド)

 試作ショートジグ
 

 ミドルクラスの試作ジギングロッドでヒット!


 大きなドラグを掛けています。

 グイグイ寄せて、すぐにキャッチ 
 

 魚型の試作ジグでキャッチ
 

 ヒラマサ 7kg弱
 

 西尾さん カンパチ キャッチ!
 

 芝さん 岸本さん ダブル ヒラマサ キャッチ!

 船長推定 7〜8kgの夏マサでした。


 岸本さん 試作ショートジグでキャッチ!
 

 ミドルクラスの試作ジギングロッドでヒット!

 魚型の試作ジグ
 

 芝さん ヒラマサ キャッチ!
 

 渡辺さん カマスサワラをキャッチ!
 

 ライトジギングロッド 立ち上げの6Lbのフィーリングを

 見ました。


 リールやライン、ジグなどは西尾さんの道具のままを

 お借りしました。


 この試作のライトジギングロッドは6Lbです。

 小型魚が掛かってもよく曲がり、楽しいファイトが出来ます。

 この釣り場は水深が浅く、岩礁での釣りでしたが、

 この時 根ズレはありませんでした。


 4kg位のカンパチが掛かりましたが、

 “リール 対 魚の引っ張り合い” になることなく、

 きちんとロッドが機能したファイトが出来ました。


 この試作のライトジギングロッドは、基本性能の部分に於いて、

 たいへん高いポテンシャルを感じました。
 

 浅場のキャスティングで岸本さん ヒラマサキャッチ!


 KLL BF75g うわかぜスペシャル でキャッチ!
 

 ライトジギングロッド + タングステンジグで

 水深15m位の根を狙いました。


 この釣りは、簡単に見えていますが、

 きちんとした釣れる要点がありました。

 その概要を西尾さんに教えていただきました。 



 残念ながら写真はありませんが、

 西尾さん この時、アコウなどを次から次へと連続キャッチ

 されていました。
 

 岸本さん 瀬戸内海など急流の浅場用の

 試作ベイトジギングロッドでアコウ キャッチ!
 

 西尾さんと仲良く、レンコダイ キャッチ!


 世間一般には簡単だと言われているライトジギングですが、

 とても奥が深いと感じました。

 ちょっとの釣り方の違いや仕掛けのちょっとした違いで

 釣れる、釣れないが起ります。

 道具が繊細故に、少しの違いが大きな違いになって表れるのだと

 思いました。


 ライトジギングは一般的には、初心者の入門ジギングの

 位置づけ的なところがありますが、

 やってみて分かりましたが、かなり奥が深く、きちんと考えながら

 釣らないと釣果に大きな差が出てしまうと感じました。

 ルアーアクションの精度も、釣りが細かい故に

 繊細な気を使ったアクションが必要だと感じました。


 実際に真剣にライトジギングをやってみて、

 世間でも言われている 『魚が小さいので道具は何でもよい』 

 という概念は吹っ飛びました。

 また、なぜ、カーペンターのジギングロッドのご要望に

 ライトジギングロッドのご要望が多かったのかも

 分かった気がしています。


 カーペンターへライトジギングロッドのリクエストを

 お送りいただいた方々は、本気でライトジギングを

 考えておられると私は受け取りました。


 釣り場へ通いこみ、すべてにきちんとした理由がある

 逸品もののライトジギングロッドを完成させます。

 
 

 心配した台風の影響も少なく、

 たくさんの魚が掛かり、テストが進みました。


 船長、皆様 ありがとうございました。
 

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