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The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 ■テスト釣行レポート■


 Yellowtail Fishing Japan

 (Nagasaki-prefecture)

 December 26, 2012


 ●場所 長崎県 玄界灘

 ●日時 2012年 12月26日 27日

 ●ターゲットフィッシュ ヒラマサ

 ●テスト内容 試作ルアー 試作ジグロッド 試作、実験キャスティングロッド

 長崎県 玄界灘 ヒラマサ

 ジギング キャスティングの実験ロッド

 試作ロッドと試作ルアーのテストを

 玄界灘で行いました。


 現在進めておりますジギングロッド

 につきまして開発コンセプトを

 少し話をさせていただきます。


 ジギングロッド開発にあたり

 一番に重要だと考えたことが、

 潮の流速と水深に於いて広い適応性を

 ジギングロッドに持たせることです。

 また、ジグのウェイト、ジグの種類に

 対して幅広いコントロール性を持たせることです。

 これは非常に重要だと考えています。


 なぜならジギングはキャスティングゲームと

 異なり、潮の流速や水深でラインが受ける

 水圧が大きく変化してしまいます。

 斜め引きとバーチカルでもラインが受ける水圧が

 大きく変化します。


 ジギングは条件の変化でジグの重みを受ける

 ロッドのセクションが適応の幅を超えることが

 多々起こる非常に難しい釣りだと考えております。


 ジギングアングラーの方ならご経験があると

 思いますが、以前釣れたことと同じことをしても

 ジギングは何故か釣れないことがあります。

 これは条件が変化していることが

 大きな要因であると考えています。

 アクションは同じ方法でも、条件が異なることで

 ジグの動きが異なるアクションをしていることが

 理由だと考えます。


 もし、その釣り場に合ったジギングロッドというものが

 存在したとしても、潮が速い時もあれば、

 緩い時もあります。

 潮の流速一つでそのロッドはマッチしないものに

 なってしまいます。


 カーペンターのジギングロッドの考え方は

 潮の流速、水深が多少変化しても

 幅広い状況でコントロール性を

 保つことが出来ることです。

 これこそが変化する状況に於いて

 ジグの動きを捉えやすいロッドであり、

 使っていて楽しいロッドであり、釣果が出るロッドで

 あると実戦から感じています。


 変化する釣り場の条件に対して広い適応力を

 持っている。

 これがカーペンターのジギングロッドの

 骨格となる考えです。


 ジグの大きさやウェイト、ジグの種類に対しても

 幅広いコントロール性を持たせることが

 重要だと述べましたが、

 青物はベイトにより有効なジグのアクションが

 恐ろしく変化します。イワシとイカでは

 まるで異なるアクションが有効であります。

 ジグの種類もロングジグ セミロングジグ 

 ショートジグとベイトにより有効となるものが

 異なります。

 ジグの大きさやウェイト、ジグの種類に対して

 幅広いコントロール性を持つことで

 ベイトが変化した時にも柔軟にアングラーサイドで

 ベイトに合うアクションにすることで

 ロッドは機能してアングラーの意図する

 アクションをジグに伝えることが出来ます。


 釣り場の条件やベイトの変化によってロッドを

 用意していては、どんなにロッドの数があっても

 対応しきれないほどの本数が必要になって

 しまいます。


 カーペンターでは、その釣り場に於いて

 基本となる2〜3本のロッドで

 多くの条件を十分カバー出来るように

 設計を進めています。


 カーペンター ジギングロッドは

 変化する釣り場の条件に対して

 広い適応能力を持ち、

 ジグの種類に対しても広いコントロール性を

 有している性能から

 対象魚は、青物(ブリ ヒラマサ カンパチ)

 マグロ カツオなどなど非常に幅広い

 対象魚を可能にしました。


 また、キャスティングロッドで培った桁外れた

 強靭なブランクはジギングロッドの世界でも

 生かされ、ライトロッドでありながら通常では

 考えられない高負荷に耐えうるジギングロッドが

 生まれています。


 完成すれば、凄いジギングロッドが

 完成すると思います。

 

 今年の冬は風が強くて、気温が低いと感じます。

 25日〜28日の釣行でしたが、

 荒天で26 27日の釣行になりました。
 

 試作ルアーでブリが釣れました。

 ロッドは BLC−SC系の30lb 試作ロッド

 誘い出しでワラサが試作ルアー120gにヒット

 明石さんのBLC83/40 R−PM が曲がった!

 ヒラマサ キャッチ!

 BF100 に出ました。

 ワラサは秋刀魚を捕食していました。

 前当たりがよく分かるジギング試作ロッド

 アングラーが食わせのアクションを意図して

 入れてヒットさせています。


 日本海 丹後でも感じていましたが

 このロッドを使うとヒット率がとても高まります。

 西尾さん スイミング主体のアクションにヒット!

 6’2” 試作ロッド

 小型のヒラマサがたくさん釣れました。
 

 松井さん スピニングロッドに

 ベイトリールを装着して色々試しておられました。

 小型のヒラマサ たくさんヒットしました。

 NZで活躍した 5’11” ライトジギング試作ロッド


 近海のライトジギングを主体に開発しているロッドです。

 東末さん ブリ11kg キャッチ!

 ダンシングマジックに明石さんの

 オリジナルジグロッドでキャッチ


 玄界灘でも丹後ジャークが効いた!
 

 水深 90m 潮が緩い時に入れ食いになりました。

 潮が緩く、水深90mはいつも

 丹後海域で行っている状況なので

 釣れる感覚と状況の把握が出来ます。


 色々な海域、場所、水深で経験を積んで

 釣れる感覚と状況の把握を徹底して

 ものにしていきたい。

 潮が速い、風が強い、水深が深い状況では

 ポイントと船の流れの把握がアングラーは難しくなる。

 アングラーではなく、一度、船長になって

 状況の把握をしながら釣りをしてみたいという

 気持ちが非常に強くなってきました。


 探究心の塊のような性格なので

 エスカレートすると船まで買ってしまいそうなほど

 ジギングロッドの開発に真剣になっています。


 ジギングの考え方を応用して、面白いパンドラが

 出来ます。

 ジギングに真剣に取り組んで視野が広がり

 良かったなと思っています。

 メバルやヤガラ、ガシラが釣れました。

 水深120−130m の底付近を

 回遊する魚を狙うパターンになりました。


 松井さん 東末さん ダブルキャッチ!


 ボトムタッチが速い重いジグと

 大きなシルエットのジグが有効のように感じました。

 西尾さん 5’4” 試作ロッドでキャッチ!

 明石さん ワラサ キャッチ

 西尾さん 5’4” 試作ロッドで

 ”重いです” と

 ダブルキャッチ!

 西尾さん 一つのジグに2匹の魚が釣れました!

 カンパチ(シオ) もディープに居ました。

 6’5” の試作ジグロッド でシャローで

 西尾さん ヒット!

 スイミング主体の西尾さんアクションで

 ヒラマサ キャッチ!!

 シャローで松井さんにヒット!

 

 シャローで使い良い 6’3” 試作ロッド

 『これを煮詰めていけばシャローヒラマサ狙いの

 良いロッドが出来る』 と松井さん

 明石さんのBLC84/25 R−PM・SC が曲がった!

 ”小型のγが良いのでは?” という田代船長の

 アドバイスで γ45gをセレクト。

 一発で針掛かりしました!

 このタイミングはジギングよりもキャスティングが

 有効でした。


 松井さんにヒット

 BLC80/35 R−PM・SC が曲がった!

 BF100gで10kgオーバーヒラマサ キャッチ!!

 明石さん γ45g で10kgのヒラマサ キャッチ!

 西尾さん BLC83/35 R−PM・SC 

 カスタム + サンライズ オリジナル γ で

 ワラサ キャッチ!

 お世話になりました田代船長 皆様

 ありがとうございました。


 今年のテスト釣行はこの釣行が

 最後になります。

 このまま九州に残り、続いて2013年1月2日より

 開発テストに出ます。


 ジギングロッド 完成に向けて確実に

 進んでおります。


 
 玄界灘 ヒラマサ タックル セレクト

玄界灘 ベストチョイス タックル

 魚のアベレージ 根ズレの頻度 使用ルアーの種類と大きさ 遠投の必要性 船での取り回しなど

 私が釣り場で経験したデータから考えられるベストタックルを紹介します。

 (2012.11 現在 リリースされているタックルからの推奨、その時点での釣り場や魚の状況からの推奨)




 ●メイン お勧めタックル@ (使用ルアーサイズ 60〜100g)


 ロッド BLC84/22 R−PT / BLC84/18

 リール シマノ 10000 / ダイワ 5000  ※ハイギアー ※最新型の型番

 メインライン PE5〜6号

 リーダー ナイロン100〜130Lb

 ルアー γ60 γ75 γ90 γ105 γ120 BF60 BF100


 ※七里ヶ瀬 マグロ兼用 ベストです





 ●メイン お勧めタックルA (使用ルアーサイズ 90〜160g)


 ロッド BLC80/35 R−PM・SC

 リール シマノ 18000 / ダイワ 6000〜6500  ※ハイギアー ※最新型の型番

 メインライン PE6〜8号

 リーダー ナイロン130〜170Lb

 ルアー γ75 γ90 γ105 γ120 γ140 γ160 γ160H BF100


 ※七里ヶ瀬 マグロ兼用 ベストです




 ●シャローの大型ヒラマサ お勧めタックル


 ロッド BLC83/40 R−PM / BLC80/40 R−PM・SC

 リール シマノ 18000 / ダイワ 6000〜6500  ※ハイギアー ※最新型の型番

 メインライン PE8〜10号

 リーダー ナイロン170〜200Lb

 ルアー γ120 γ140 γ160 γ160H BF100


 ※七里ヶ瀬 大型マグロ兼用 ベストです





 ●ベイトが小型の時のセレクティブなヒラマサ狙い お勧めタックル


 ロッド BLC84/25 R−PM・SC

 リール シマノ 10000〜12000 / ダイワ 5000  ※ハイギアー ※最新型の型番

 メインライン PE4号

 リーダー ナイロン80Lb

 ルアー γ30g γ45g γ60g BF60g


 ※七里ヶ瀬 イワシなどベイトが小型の時にマグロ兼用 ベストです




 ●汎用スタイル (GT マグロ などと兼用して使いたい方の推奨タックル)

 EP85/36 EP82/38 TBL711/35 CV79/40 CV79/35 TBL80/20 etc.

 リール (選ぶロッドにより適正なものをセレクト下さい)

 メインライン (選ぶロッドにより適正なものをセレクト下さい)

 リーダー (選ぶロッドにより適正なものをセレクト下さい)

 ルアー γ90〜γ160g BF100g etc. (選ぶロッドにより適正なものをセレクト下さい)







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