オーストラリア GT |
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オーストラリアの知人 ジムさんが企画された
GTツアーに参加しました。
日本からは茂木さんの募集ツアーでした。
アングラーは オーストラリア ニュージーランド
日本からの参加で16〜17人位、スタッフ5人位と
凄い大人数でした。
パースからカラッサというオーストラリア西部の空港へ
行きました。
砂漠が近いので、昼間の気温は38度ととても高いです。
しかし、夜は一気に冷え込んで、16度くらいでした。
寒暖の差がとても大きかったです。
ジムさんと息子さん、そして奥さんも来てくださいました。
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釣り場は西オーストラリアのモンテベロという諸島です。
船はブルーライトニングチャーターという
西オーストラリアのチャーター船でした。
カーペンターオーストラリア取扱店のオーナー様も
みえておられました。 |
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天気は晴天で、波も大きくはありませんでしたが
西からの風で外洋側はうねりが大きかったです。
21フィート位のテンダーボートでの釣りは
大きなうねりが来ると怖いと感じることがありました。
※これら写真の多くは茂木さんからいただきました。
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CV79/35 + パンドラでヒット
うねりで砂が巻き上がって濁りが凄かったので
4mのシャローでしたが、パンドラを使ってみました。 |
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小さなGT キャッチ |
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阿慈知さん γ160Hのゆっくり引きでキャッチ
ロッドは、間もなく発売される “EP86/40 R−PT”
です。
阿慈知さんが2011年春のテストでトカラにて
GT50kg イソマグロ95kgを
キャッチされたロッドです。
エンドレス パッションシリーズで最強のパワーの
ロッドです。PE8号まで可能なポテンシャルがあります。
とても使いやすいロングレングス&パワーロッドに
仕上がっています。 |
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うねりで凄い濁りです。
水深6mでパンドラでヒットしました。
トカラでもグリーンの濁り水の時に
パンドラで良いおもいをしています。
グリーンウォーターで水面への反応が良くない時に
浅場でもパンドラ、効果があるかもしれません。
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水深が浅くても、パンドラで釣れることに驚きました。
トカラでは水深16mで55kgのGTをキャッチしています。
パンドラは深場だけでなく
浅場の水面を意識しないGTにも
試してみる価値はありあそうです。
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久しぶりにお会いした堀口さん
ハンドメイドルアーでキャッチ |
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γ160H でヒットしました。
キャストしている所が水深4m位だったので
PE10号が生かせる “MH80H” を
使いました。
“モンスターハンター” は 水深10m以浅のシャローや
根の荒い岩礁帯を攻略する為に私がセレクトする
一番のロッドです。
日本人の平均的体力のアングラーなら “MH80H” が
お勧めです。
白人のパワーファイターの方々、
日本人でも大柄でパワーのある方には
“MH79XH” がお勧めです。
※MH79XHは輸出仕様の為に日本ではほとんど
流通しておりません。
手に入れる方法は逆輸入、又はカスタムになります。
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餌付けされている巨大なグルーパー(タマカイ)
重さの推定は分からないくらい大きいです。
見た目には力士よりも大きく見えました。
日本でも室戸沖で全長2.3m、重さ208kgが定置網に
入ったことがあるそうです。 |
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場所を東側の外洋逆側に移しました。
ここはうねりによる濁りはなく、
水質は澄んでいました。
下げ潮ということで、こちら側が潮表になり、
グルクンのナブラがあちらこちらにありました。
阿慈知さん “EP90−ICBM” + γ160H でヒット
このGTは小型でリリースしましたが、
このGTを捕食しようと60kg位あるのではと思えるGTが
ついて来ていたそうです。
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全身ジャンプでGTがγ160Hを襲いました。
非常にエキサイティングなバイトシーンでした。
水深7mだったので ”MH80H” で初期設定ドラグ10kg
すぐに締め上げてドラグ15kgのファイトでした。 |
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推定GT45kg
水深が浅かったですが “MH80H” で
安心のファイトが出来ました。 |
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阿慈知さん “EP82/38” で余裕のファイト |
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γ160H で推定20kg オートリリース |
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MH80H ドシャローで強い味方になってくれる。 |
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γ160H ここでもよく釣れる。 |
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北のポイントへ母船で出掛けました。
道中、かなり荒れていました。 |
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堀口さん ハンドメイドペンシルで推定GT35kgをキャッチ |
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かなり以前からテストをしている試作ルアー ε140g
今回、何故か、外道以外、ほとんど反応が無い。
理由は分かりませんが、このルアー
今までからもGTが釣れる時は特別よく釣れますが、
釣れない時はほんとうに反応が無い。
ε30gはブリ ヒラマサに目に見える釣果を
示してくれますが、
GTに於いてのεは何か極端な性質を
持ち合わせているようです。
性能特化型の非常に尖った特性を感じます。
個性があり、面白く感じるルアーなのですが・・・
まだまだ調べる必要があるルアーです。
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阿慈知さん ”EP86/40 R−PT” で3mの
ドシャローでパワーファイト。
“EP86/40 R−PT” の特徴は、
使用用途が多い120〜160gのγやパンドラを
メインに使えて、かつMAXドラグを上げられるように
バットパワーを40Lbに設定してあることです。
遠投が必要、かつPE8号をフルに生かした
パワーファイトをする必要がある場面で、
効力を発揮します。
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阿慈知さん γ160H でキャッチ |
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阿慈知さん 記録級のヨコシマサワラをキャッチ
推定40kg |
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堀口さん 自己記録 推定GT40kg キャッチ
おめでとうございます! |
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γ250gで小さなGT キャッチ
どのような理由か分かりませんが、大きなルアーは
全般的に反応が少なかった。 |
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茂木さん 記録級のヨコシマワワラをキャッチ
タックルはEPの新型モデル 86/40 R−PT
+ γ160H |
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γ160H 反応が良い。 |
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別船にてオーストラリア アングラーの方々の釣果
ダンカンさん カスミアジ キャッチ |
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ジェイさん GT キャッチ
カーペンターロッド MHとCVを使って下さっていました。 |
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ジェイさんの友人 GTキャッチ |
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リアさん ツチホゼリをキャッチ |
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オーストラリアのGTクラブ
モンスタークラス アングラーズのダレンさん |
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モンテベロのポイントは大きく3つありました。
島外洋側 島外洋逆側 島間のインナーリーフです。
時間帯で餌の付き場が変わることで
GTが効率的に餌を獲れるように場所を移動します。
これを読んでポイントを絞ります。
インナーリーフを狙いました。
水深2〜3m位です。
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浅く、沈み根が点在しているので
MH80H をメインに使いました。 |
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物凄い浅場でキャッチ
ここでもγ160Hのスロー引きが良かったです。
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水深2〜3mでキャッチ
γ160Hのスロー引きで食いました。 |
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釣り場を変えて、再び外洋側へ
テンダーボートで出ました。
ここは何度か攻めているポイントで
同じ場所を攻めると、反応はγ160Hに
集中しました。というよりこのルアーしか反応が
なくなってしまいました。
昨年の5月に行った オーストラリア GBRでも
4人のアングラーがテンダーボートに乗り、
私がγ140H(プロト) で9匹キャッチして、
3人のアングラーの方がゼロということがありました。
何も難しいことをしていないのに、勝手にGTが掛かると
いう感じでヒットが続きました。
ルアーの性質ってほんとうに不思議です。
γーHシリーズ 色々なサイズを展開すれば
もっと面白い釣り、釣果が得られるはずです。
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不思議 γ160H |
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釣り座が後ろで、ポジション的に不利でも
このルアー、目掛けてバイト・・・
不思議 γ160H |
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γ160H |
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全長で136cm位のGT
ボディーが分厚い。
推定40kg
スリットが入る下が見える浅場でヒットしました。
MH80H + γ160H でキャッチしました。
船長は、オーストラリアのマット ビントンさんでした。
感謝
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阿慈知さん γ160H にすると |
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3連続 ヒットしました。 |
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γ160H |
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γ160H たくさん釣れてバランスが変わってしまった・・・
阿慈知さん γ160Hが無くなった。
この後、ヒットが無くなった。
「γ160Hをもっと持ってきておけば、
この3倍は釣れたのになぁ」 と阿慈知さん
このルアーが無くなった途端に釣果が上がらなくなった。
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茂木さんが11年前に行かれたGTの楽園モンテベロ
「GTが20匹くらい群れでルアーを追いかけていた。
ルアーをキャストするのではなく、水面に垂らしたら
ヒットした」 という凄い場所だったモンテベロ
オーストラリアのGTアングラーの方々の中では
「最近、モンテベロはGTが釣れなくなった」と
言われています。
前情報でも良い話は一つもありませんでした。
しかし、まだまだGTはたくさん居ると私は感じました。
また、大型GTの存在も確認出来ました。
ここのGT ”ルアーに対してかなりセレクティブ” だと
感じました。
毎週、出船しているとのことでした。
ポイントはかなり叩かれていると思います。
茂木さんが11年前に行かれた時の話は
今となっては夢のようです。
ルアーを投げてただ巻けばGTが釣れるという釣り場は
世界的に恐ろしい勢いで急速に無くなってきています。
しかし、GTは居なくなったのではなく、
既存のルアーにスレて釣れなくなっただけです。
釣りが難しくなればなるほど、私達、カーペンターの
存在意義が大きくなると思っています。
”簡単にルアーに反応しない魚を如何に釣るか” を
考え抜いてルアー作りに挑んでいます。
ルアー作りに答えは確実にあります。
きちんとした理由もあります。
”カーペンターにしか作れないルアー”
その思いが世界のアングラーの方々に伝わることを
願う釣行でした。
お世話になりました皆様 ありがとうございました。
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