カナダ プリンスエドワード島 |
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既存のスタンドアップロッドよりも、ファイトで楽に使えて
軽快であることを開発の主眼に於いて進化する
ブラックビーストシリーズのロッドテストに
カナダ プリンスエドワード島へ行きました。
昨年、アメリカの知り合いから、ここのマグロは
小さくて300kg、大きいものは500kg以上と
聞いていました。
以前訪れた、ニュージランド南島のグレイマウスよりも
アベレージが大きいです。
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桑原君にヒット! |
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魚とは思えない大きさです。
推定 850ポンド (385kg) のマグロ
今までスタンドアップファイトのマグロ釣りは
ラインはすべてPEラインを使用しておりましたが、
魚が巨大過ぎて道具への負担が PEでは大きい為に、
今回、茂木さんの判断でナイロンラインを
選択してのファイトでした。
茂木さん曰く、ナイロンラインのほうが魚が暴れなくて、
弱りが早いように感じるとのこと。 |
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マグロがヒットしたと思い、ファイとしていると
顔を出したのは、アザラシでした。
時々、釣れるとのことでした。
ニュージランドでは、アシカが釣れたこともありました。 |
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BB54B のバット部分にグラスが入っている
試作ロッド
ナイロンライン50m + PEラインでトライ
メインのファイトは50m位なので、ファイトのほとんどは
ナイロンラインでのファイトでした。
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推定950ポンド (431kg) のマグロ
魚とは思えないほど大きく見えました。
この魚は、浅場に走ったからか、45分という短時間で
キャッチ出来ました。 |
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今回の茂木さんのカナダのマグロツアー、
前後半ありましたが、
私たちの後半組は、マグロの活性が低く、
群れも少なくなったとのことで、
簡単にはヒットしませんでした。
海が荒れた後などは、マグロが居なくなることがあるそうで
ギャンブルチックな釣りには間違いなさそうです。
阿慈知さん ファイト!
日の暮れにやっとヒットがありましたが、
尾にリーダーが巻いたか、リーダーが歯に当たって
切れたかでラインブレイク。
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神田さん ヒット!
終始、安定したファイトの神田さん
ロッドはBB54B のバット部分にグラスが入っている
試作ロッド |
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推定 400kgのマグロ |
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夕刻 阿慈知さんにヒット!
ロッドはBB54B のバット部分にグラスが入っている
試作ロッド |
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推定370kg のマグロ
2時間位で船縁3mの所まで寄り、リーダーを
デッキハンドが掴みましたが、船底へ潜り込んだので
リーダーを離しました。
それからマグロは船に警戒をして、
船に寄らなくなりました。
一旦、船に警戒心を持たせてしまうと
船に寄せることがたいへんになる。
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マグロ400〜500kgを想定すると、
現行のブラックビーストよりも
もっとロッドパワーが欲しくなる。
”ロッドパワー” と ”アングラーの負担軽減”
この二律背反の関係を、技術でクリヤーして
パワーがあり、アングラーが楽にファイト出来て
軽快感があるロッドを作ってみたい。
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プリンスエドワード島
世界の残された巨大マグロの夢の島でした。
船長、お世話になりました皆様、
たいへんありがとうございました。 |
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