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The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 ■テスト釣行レポート■


 Blue Fin Tuna Fishing (Canada)

 August 9, 2011


 ●場所 カナダ (プリンスエドワード島)

 ●日時 2011年 8月9日〜17日 (釣り:8月11日〜15日)

 ●ターゲットフィッシュ 大西洋ブルーフィンツナ 

 ●テスト内容 試作5.4フィート スタンドアップロッド グラスプラス

 カナダ プリンスエドワード島

 既存のスタンドアップロッドよりも、ファイトで楽に使えて

 軽快であることを開発の主眼に於いて進化する

 ブラックビーストシリーズのロッドテストに

 カナダ プリンスエドワード島へ行きました。


 昨年、アメリカの知り合いから、ここのマグロは

 小さくて300kg、大きいものは500kg以上と

 聞いていました。

 以前訪れた、ニュージランド南島のグレイマウスよりも

 アベレージが大きいです。

 

 桑原君にヒット!

 魚とは思えない大きさです。

 推定 850ポンド (385kg) のマグロ


 今までスタンドアップファイトのマグロ釣りは

 ラインはすべてPEラインを使用しておりましたが、

 魚が巨大過ぎて道具への負担が PEでは大きい為に、

 今回、茂木さんの判断でナイロンラインを

 選択してのファイトでした。


 茂木さん曰く、ナイロンラインのほうが魚が暴れなくて、

 弱りが早いように感じるとのこと。

 マグロがヒットしたと思い、ファイとしていると

 顔を出したのは、アザラシでした。

 時々、釣れるとのことでした。


 ニュージランドでは、アシカが釣れたこともありました。

 BB54B のバット部分にグラスが入っている

 試作ロッド


 ナイロンライン50m + PEラインでトライ

 メインのファイトは50m位なので、ファイトのほとんどは

 ナイロンラインでのファイトでした。
 

 推定950ポンド (431kg) のマグロ

 魚とは思えないほど大きく見えました。


 この魚は、浅場に走ったからか、45分という短時間で

 キャッチ出来ました。

 今回の茂木さんのカナダのマグロツアー、

 前後半ありましたが、

 私たちの後半組は、マグロの活性が低く、

 群れも少なくなったとのことで、

 簡単にはヒットしませんでした。


 海が荒れた後などは、マグロが居なくなることがあるそうで

 ギャンブルチックな釣りには間違いなさそうです。


 阿慈知さん ファイト!

 日の暮れにやっとヒットがありましたが、

 尾にリーダーが巻いたか、リーダーが歯に当たって

 切れたかでラインブレイク。


 

 神田さん ヒット!


 終始、安定したファイトの神田さん

 ロッドはBB54B のバット部分にグラスが入っている

 試作ロッド

 推定 400kgのマグロ

 夕刻 阿慈知さんにヒット!


 ロッドはBB54B のバット部分にグラスが入っている

 試作ロッド

 推定370kg のマグロ


 2時間位で船縁3mの所まで寄り、リーダーを

 デッキハンドが掴みましたが、船底へ潜り込んだので

 リーダーを離しました。


 それからマグロは船に警戒をして、

 船に寄らなくなりました。

 一旦、船に警戒心を持たせてしまうと

 船に寄せることがたいへんになる。
 

 マグロ400〜500kgを想定すると、

 現行のブラックビーストよりも

 もっとロッドパワーが欲しくなる。


 ”ロッドパワー” と ”アングラーの負担軽減”

 この二律背反の関係を、技術でクリヤーして

 パワーがあり、アングラーが楽にファイト出来て

 軽快感があるロッドを作ってみたい。

 

 プリンスエドワード島

 世界の残された巨大マグロの夢の島でした。


 船長、お世話になりました皆様、

 たいへんありがとうございました。



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