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The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 ■テスト釣行レポート■


 Blue Fin Tuna Fishing (Japan Aomori)

 August 29, 2010


 ●場所 青森県 小泊

 ●日時 2010年 8月29日 〜9月13日 途中経過

 ●ターゲットフィッシュ クロマグロ

 ●テスト内容 試作ロッド & 試作ルアー

 小泊 クロマグロ

 今、テストを行っているロッドは

 特殊なロッドです。

 どこが特殊かと言いますと、

 ロッドのアクションが特殊です。

 とても特徴的です。その特徴は今まで獲れなかった

 魚を獲る為に考えられたアクションです。


 対象魚は30〜40kgクラスなのに

 20〜30gの小型のルアーを使わなければ

 対象魚が口を使わない状況に私達は遭遇します。

 その状況は、マグロ釣りでたびたび遭遇します。

 小型のイワシを30kg 40kgのマグロが捕食している

 場面がまさにその状況です。

 また、春の玄界灘で10〜20kgのヒラマサが

 小さなイカを捕食している時もルアーを小型のものに

 しないとヒットしないことがあります。

 しかし、岩礁帯が故に根ズレのリスクを考えると

 ライトタックルに出来ないです。

 そのような状況下で、少しでもヒットの機会を増やすことが

 出来て、キャッチに結びつけることが出来るタックルを

 開発出来ないだろうかとの思いから、開発がスタート

 しました。

 完成すれば、色々な対象魚で強力な武器になると

 思います。

 

 小泊でお世話になっているプレジャーボート

 27フィートで非常に釣りがしやすい。

 オーナー様のご好意で、カーペンターの大きな

 ステッカーを貼って下さっております。

 嬉しい限りです。

 9月下旬までお世話になり、悪天候以外の

 日は毎日出港してロッドとルアーのテストを

 行わせていただきます。

 青森の船長さんやアングラーの方々に教えていただき、

 お世話になり、勉強をさせていただいております。

 

 ロッドのパワーとルアー重量のマッチングの適正の

 確認を行っていきます。

 色々なパワー、色々な調子の試作ロッドがあり、

 ルアーの重量や種類を変えながら

 一つずつ確認していきます。

 

 私の友達の平岡さんにロッドのフィーリングを

 確認していただいております。

 一人の感性に頼らない、色々な方にフィーリングを

 確認していただきます。

 特殊なアクションでも、使いやすさを追求しています。

 試作ルアー 総重量が40kg近いです。

 新型 改良型 サイズ違いなどルアーの開発も

 進んでおります。

 何年もかけて煮つめている試作ルアー

 効力を確認しています。

 完成に向けて進んでおります。
 

 お借りしております部屋

 食事風景

 ヘルシー食です。

 今年の津軽海峡のマグロは昨年に輪を掛けて

 厳しい状況のようです。

 高水温のせいか、餌のイカが海峡に少なく、

 大間 戸井もマグロの漁獲が激減のようです。

 ヨコワクラスは例年よりも多いそうです。

 ヘビークラスのロッドテストを行うに100kgクラスの

 大型マグロを掛けたいのですが・・・

 ライトクラスのロッドでも最低でも30〜40kgクラス以上の

 マグロを掛けたいのですが・・・


 試作ロッド87 + ブルーフィッシュ30g(プロト) に

 ヒットしました。

 試作ロッドは、PE4号に30gのルアーですが、

 飛距離は抜群です。 

 やっとのおもいでヒット、キャッチ

 餌が多くてマグロが薄い状況で

 食わすことが難しい。

 ブルーフィッシュ30g(プロト)

 ポイントに上手くつけていただき、

 ありがとうございました。

 餌のカタクチイワシ

 試作のブルーフィッシュ30g(プロト)と

 同じ位の大きさ

 このルアー、ブリ ワラサにも強烈に効きそう予感がします。

 このクラスのサイズのファイトでも、

 良くも悪くもこのロッドの特性がもろに出たと

 感じるファイトでした。

 この試作ロッドで30〜40kgクラスを掛けて、

 どのようになるか確認をしてみたい。 

 8フィート3インチの試作ロッド パワーは20Lb強

 7フィート5インチ 45Lbの試作ロッド

 大型マグロ

 ナブラが無い時間帯は、他に進行している試作ロッドを

 触っています。


 お問い合わせをたくさんいただいております

 7フィートのガンマが操作しやすいロッドです。


 ロッド説明会、試投会で持っていっておりましたものが

 16Lbです。その14Lb 16Lb 18Lb 20Lb が

 進んでおります。


 上記パワーの各ロッドを使い分けることで

 各サイズのガンマ ブルーフィッシュが

 驚くほどスムーズにキャスト出来て、アクションが出来ます。

 ルアーのポテンシャルを最大限に引き出し、食わせの

 アクションを難しい操作なしに出すことが

 出来ると思います。

 近いうちに、外房でテストを行っていただく

 予定をしております。ジャークだけでなく、色々な

 アクションに対応が効き、とてもよい感じで進んでおります。

 ご期待ください。

 

 7フィート9インチ 40Lbの試作ロッド

 他に、7フィート6インチのテーパーが異なる45Lb

 7フィート7インチ など試作があります。

 これらの竿をテストしたいのですが、

 大型マグロは、9月13日現在、津軽海峡には

 少ないか、何かの理由で餌を捕食しないようで

 可能性が少ないようです。

 ヘビークラスは、機会を変えてテストを行い、

 今の条件にあったクラスのタックルに変更して

 テストを行うことにしました。







 

 試作の8フィート3インチ + ブルーフィッシュ30g

 (プロトタイプ) でヒットしました。

 ナブラの周囲を誘い出しで探っていたら

 飛び上がってきてヒットしました。

 凄い急テーパーなのに、曲がりもスムーズで

 ファイトのフィーリングも抜群です。

 25g位のルアーからキャスト アクションが出来て

 バットパワーは20lb強あります。

 玄達で12.1kgのヒラマサを

 釣った時と同じ試作ロッドです。

 ブルーフィッシュ30g(プロト) 丸呑みでした。

 試作ロッド8フィート3インチ + ブルーフィッシュ30g

 (プロトタイプ) でキャッチ

 ブルーフィッシュの誘い出しで食ってくれた。

 ブルーフィッシュ30g(プロト) と

 ほとんど同じサイズのマイワシ


 小型ルアーのネックである装着できる針が小さくて

 強度がないことで、せっかくヒットした

 50kgクラスのクロマグロに

 ブルーフィッシュ30g(プロト) のフックを

 伸ばされて逃げられました。

 何か考える必要があります。


 写真は現在テスト中の特徴的なテーパーを持つ試作ロッド。


 ブルーチェイサーのような誰もが使いやすいと

 感じる中道的な特性のロッドではないと思いますが、

 特殊ですが難しい条件を打破出来るロッドになると

 期待しています。


 青森での丸1ヶ月のテスト釣行の

 約半分が過ぎました。

 9月下旬までに頭にあるテーマをやれるとこまで

 とことん、試したいと考えております。

 そして次にステージへ進みたいです。


 たいへん多くの方々のご協力で

 テストを進めさせていただいております。

 皆様、ありがとうございます。

 たいへん感謝しております。



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