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The fishing for the product test
テスト釣行レポート


 ■テスト釣行レポート■


 Yellowtail (King fish) New Zealand

  March 17, 2010


 ●場所 ニュージーランド (タウランガ沖 ホワイトアイランド)
 ●日時 2010年3月17日 〜 2010年3月25日
 ●ターゲットフィッシュ キングフィッシュ
 ●テスト内容 BLC (ブルーチェイサー) シリーズ テスト

 タウランガ沖 

 2009年5月から開始しました、青物ロッド

 年末から九州泊り込みと海外テストで色々な事を調べて

 ロッドに必要な要素を持たせて、形になってきました。

 多くの方々の手助け、アドバイスのお蔭で完成に

 向かっております。

 (BLCシリーズの完成の告知はさせていただいております。

 このテスト釣行後、BLCシリーズは完成しました)

 手直しをしました試作ブランクが出来たので

 ニュージーランドで再び、大きなドラグ負荷を掛けた

 テストとルアー操作の要となるティップセクションの

 パワー設定の確認を行いました。

 NZの現地で今回もレンタカーの運転から撮影、

 ロッドテストと平岡さんご夫妻と娘さんには

 大変お世話になりました。


 タウランガに到着すると、船長が少し前から

 魚が静かになっていて、釣れていないとの

 話がありました。

 冷たい海流が入ったと言われてました。

 船長の言葉通り、魚の活性が上がらなかったので

 ポイント上で魚探をかけて辺りを走り、

 ベイトやキングフィッシュが多い、

 一番釣れる可能性がありそうなポイントで延々粘りました。

 長い日は、出港してから帰港するまで14時間も粘りました。

 活性が低くても魚は餌を食べているようで、一瞬だけ

 活性が上がる時があります。

 この方法で何とかテストに必要な魚は

 釣ることが出来ました。

 このアプローチは魚が低活性の時に、

 釣果を上げるひとつの方法と考えています。


 テストでは、想定している負荷よりも大きな負荷を

 掛けてテストを行います。

 ロッド自身が持つ復元力とアングラー自身がが持ち上げる

 力のバランスをみる。

 これもアクションを決定するひとつの要素となります。

 すべて測定します。データベースとなります。

 実測22kg

 水深20mでヒットして14mで取り込み。

 高いドラグテンションでも、安定したファイトが出来るように

 多くのテストから導き出したアクションになっております。

 ドラグテンションが高いと、自身が考えられる理想的な

 ファイトが出来ないと感じられておられる

 ヒラマサアングラーの方へ是非、

 BLC(ブルーチェイサー) シリーズをお使いいただきたい。

 のされにくいファイトが出来るように考え抜いたロッドの

 アクションにしてあります。

 頭で描く、理想のファイトが出来ると思います。
 

 平岡さんも朝から夕刻まで延々、

 テストをしてくださいました。

 今までの釣りでこんなに長時間キャスティングするのは

 初めてと平岡さん

 本当にありがとうございました。

 平岡さん、BLC83/40 R−Power MAX の

 バットセクションの繋ぎ部分を調整した

 試作ロッドでヒットしました。

 このパワーでこの軽さ、投げやすさ、物凄く使いやすいと

 平岡さん

 BLC83/40 R−Power MAX はティップセクションの

 パワーとバットセクションのパワーの差が大きな,

 急テーパーデザインです。

 しかし、工夫されたカーボンクロスの組み合わせに

 よって設計されたブランクは、それを感じさせない

 非常に扱いやすいフィーリングです。

 手元に重心があることで、自重の数値からは

 考えられない軽さの実感があります。

 PE8号 PE10号に対応します。

 今まで手に負えなかった、岩礁帯の浅場の超大型

 ヒラマサに一番近づくことが出来るロッドだと

 確信しています。


 水深14m 底まで行かれることなく、中層で魚を

 留めた理想的なファイトでした。

 15,5kg

 揺れる船で釣行中、ずっとビデオの撮影をしてくださった

 平岡さん 本当にありがとうございました。

 良い映像が沢山、あります。

 新しく青物釣りを始められる方が参考になる部分も

 あると思います。

 よくある質問を交えて、DVDの作成を考えております。

 実測18kg

 キャストは、力を入れなくてもルアーが良く飛びます。

 力を入れれば、よりいっそうよく飛びます。

 この意味を分かっておられる方は、どのようなロッドか

 ご理解いただけると思います。

 抜きん出たキャスティングのポテンシャルを

 体感いただけると思います。
 

 BLC84/22 R−Power Tプロトで

 高いドラグテンションを掛けて

 常用のドラグの適正数値を調べる。

 18kg キャッチ 映像はビデオのみ写真なし

 BLC84/22 R−Power Tはγ75g 90g

 105g 120gに最適な設定です。      

 シャローの20kgクラスも、ロッドパワーをすべて

 使い切るファイトが出来るなら、何ら問題なくキャッチできる

 パワーを有しています。

 玄界灘で一番のお勧めモデルです。

 非常に軽く、大きなドラグ負荷にも対応する強靭さを

 持っています。

 20〜50kgクラスのクロマグロも使うことが出来ます。


 平岡さん、BLC83/16 で大きな負荷を掛けた

 ファイト

 このロッドは、近海用のブリを主体にシャローの

 10kgクラスのヒラマサに対しても、きちんと

 獲れるポテンシャルを持たせております。

 BLC83/16は扱いやすいように、ロッドアクションは

 急なテーパーにはしておりません。

 ロッド全体のパワー設定、ティップセクションのパワー設定は

 日本海の青物エキスパートの大谷内氏のアドバイスが

 入っています。


 BLC83/16 + γ90g で平岡さん、キャッチ

 実測17kg

 水深14mでキャッチ

 BLC83/16、近海を想定しているので、

 ヘビーで、ごついロッドではありませんが、

 底力は凄いものを持っています。

 ヒラマサのサイズが10kgクラスが主体なら

 BLC83/16 をメインロッドとして可能です。

 全ての操作が軽く行えるので、軽快で疲労とは

 縁が無いロッドだと思います。

 また、近海をメインフィールドにされておられて、

 年に1〜2回の九州遠征を考えておられるアングラーに

 お勧めモデルです。これ一本で近海のヒラマサ ブリから

 九州遠征までこなせます。


 魚はデータを取るために、弱っている魚以外は

 実際に秤で計測しています。

 平岡さん、実測12kg キャッチ

 γは60g〜250gまで使いました。

 ポッパー ブルーフィッシュも使用しました。

 以前からご要望をいただいておりましたグローブが

 少し形になってきたので紹介させていただきます。

 2009年2月よりテストを行い、薄手で感覚が分かりやすい

 グローブが出来つつあります。

 いくつかの点を修正したものを、製品開発協力者の方に

 ご使用いただいて、ご意見、アドバイスをいただき、

 手直しして、リリースしたいと思っております。

 製品開発協力者の川地氏からのリクエストがありました、

 厚手のグローブも計画しております。


 γ60gです。段階的に改良が入っています。

 次回リリースのγ60gは

 体感出来るレベルで使いやすくなったと思います。

 ご期待ください。

 BLCシリーズ 今回のテストで5アイテムが完成しました。

 全身全霊で挑みました。

 多くの方々のご協力、応援で完成に漕ぎ着けました。

 感謝の気持ちでいっぱいです。

 工房では私が留守の間、カーペンタースピリットを胸に

 製作に励んでくれたスタッフの皆にも感謝しています。


 BLCシリーズ  魂が入ったロッド、是非、フィールドで

 使っていただきたい。

 

 BLCシリーズのスペック、価格などの詳細は近いうちに、

 カーペンターHPでアップさせていただきます。

 スペックだけではロッドは分からない部分が多いです。

 5月頃よりカーペンターロッド製品説明会、試投会を

 全国で行わせていただきます。

 開催日時などはショップ様と相談させていただき、

 決定しましたらカーペンターHPでアップさせて

 いただきます。


 細分化するソルトウォータートップウォーターゲームに

 対応するロッドの開発は今も進んでいます。

 クロマグロ GTの新型ロッドも進んでいます。

 次のロッドの開発で泊り込みで現在も九州におります。

 新しいロッド、ルアーが進みましたら、カーペンター

 テスト釣行レポートでアップさせていただきます。



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