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南西諸島の川地さんのご友人の船長さんに
出船していただき、GTルアーとロッドのテストを行いました。 |
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今年の春からテストをしている柔軟性のあるポッピングロッド
(最初のほうはTBL79と紹介) をまだ、テストを続行して
います。
この新しいポッピングロッドのシリーズはTBLとは別の
シリーズで考えています。
CV (コーラルバイパー) シリーズの名称で進めています。
このロッドのコンセプトは、ロッドの柔軟性 (クッション性)を
高めています。
その効果の一番は、ポッパーが転がり難くなり
ポッパーアクションがイージーになります。
GT−γと同様に、自由度を持ったポッパーに対して
シビアな操作無しに使う事ができます。
「GT−γを操作するのに、TBLシリーズが動かしやすい」
これと同じ事が自由度のあるポッパーにも言えます。
もう一つの効果が ”ヌメリのある生きた動き” が
出やすい事です。
これは、バイト率を上げる作用があると実験で感じています。
CV79/35 と CV79/40 で進めております。
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カーペンターテスター 川地さん |
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テストポッパーにスマカツオ |
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テストルアーでアカマス
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昼食 |
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試作ポッパー ダムセル 90g
バイトしたGTが高確率でフッキングすることを目指して
実験を繰り返しています。
バランス調整も進んできて、だいぶん、完成に
近づいておりますのでルアーを公開させて頂きます。
このGTもバイト後にルアーを全て飲み込んだ形跡が
ポッパーに見られます。 |
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船長にもルアーのテストを依頼しました。
知念船長、一生懸命頑張って下さいました。 |
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ダムセル 90g プロトタイプで、カスミアジとアカマスの
ダブルヒット |
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川地さんは、色々なルアーと競合させて、ダムセル90gとの
バイト率やヒット率の差をみるテストをやって下さいました。
今回のテスト釣行で、この他にも2種類のテストポッパーを
持ち込んでいます。
テスト釣行ではテストルアーの全てを公開しておりません。
形になると判断できる物や完成間近のルアーだけ少し
公開させて頂いております。 |
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転がりにくいポッパーを作る事は簡単ですが
このようなポッパーは、動きが単調で、特にスレたGT
ポイントでは思うような結果が出にくいです。
ルアーの動きの自由度は大変大切です。
GT−γがスレた国内GTに効果が認められたのは
ルアーが持つ自由度 = ”生きたアクション” が
出ているからだと思います。
自由度が大きいポッパーは、動きが固定化していないので
安定性の部分が少なくなり、水面を転がりやすくなります。
このようなポッパーは良く釣れるのですが操作が
難しいです。
それを嫌って安定させすぎると、今度はGTの反応が
悪くなります。
この相反する要素を融合させる為に、ロッドの特性に
注目しました。自由度を持った ”生きたアクション” を
難しすぎる操作無しに出しやすくしたロッドが
CVシリーズです。
もう一歩、掘り下げて、ポッピングポッパーの繊細な
部分にアプローチしています。
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知念さん 大変勉強になりました。
ありがとうございました。 |
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