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沖縄のGTフィッシングで昔から謎がある。
それは5月頃の珊瑚の産卵と同じ時期位にGTが
ほとんどルアーをバイトをしなくなる期間がある。
今回、出発前の船長の情報で、5月3日からGTが
ルアーをとても追いにくい状況に入ってしまった
との事でした。
この状況は過去にも何度か経験があります。
石垣島や沖縄本島でも経験しています。
GTが居なくなるのか、それとも居るけれど口を使わなく
なるのかは解明されていない。
船長の話では宮古島では、どこのGTフィッシングサービス
も何日もボウズが続いているとの事でした。
あまりに釣れないので、宮古島から離れた別の島を
攻めて2匹のGTが釣れたのを除いて2週間近くGTが
釣れていないとのお話を聞きました。
最初は、「まぁ、何とかなる」と思っていましたが
釣り場に立って、この状況を目の当たりにした時に
「これは、自分の力では何とも出来ないな」 と
手の施しようがない状況でした。
昨年の秋に宮古島を訪れた時のGTは大変元気で
素直でした。とても簡単に釣れるという印象を持ちました。
海外の珊瑚礁域のGTでも、似たような状況があります。
魚がスレているとか、そういう問題ではなく、恐ろしく
魚の活性がない(海の活性がない) 状況です。
ルアー釣りの第一の前提に、魚がアクティブである事が
最大の条件になります。
今回、ルアーフィッシングでは、太刀打ちできないほど
GTの活性がないと感じました。
GTはGTポイントに居るように強く感じます。
GTポイントとポイントを同じくするダイビングポイントには
GTが泳いでいたとダイビング船から情報もありました。
4日間釣りをして、自分のレベルと現在のルアーの
レベルでは、手の施しようがないように感じました。
今回は、カーペンターのルアーだけではなく、他社メーカー
のポッパーやペンシルも使っておられる方がおられた。
4日間、ベタ凪 ピーカンという最悪な条件も加わり
全員GTは、ボウズでした。
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天気は素晴らしかった。
観光であれば、最高なのですが・・・・・ |
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途中からルアーテストを中止して、GT釣りを真剣に
やりました。
ルアーのバランス取りや新しいルアーを見つける為の
ボウズは全く気になりませんが、今回、この条件に
負けることが釣師として悔しかったです。
だから、この条件と勝負をしました。
しかし、結果は私の技量と現行のルアー釣りのレベル
では何ともなりませんでした。 |
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体育系アングラー平岡氏のWV83XHストロンガーが
曲がってGTがヒットと期待したが、バラフエダイでした・・・・ |
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10kg近いバラフエダイ
ルアーは大型ポッパー
GTは何処へ・・・・ |
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カーペンターテスターの富樫氏と富樫さんのご友人の
古山氏。昔はドライバーとメカのセッティングのコンビ
車のメカニズムやセッティングに大変詳しく
お話が楽しかった。
足回りと前後の重量配分が関係する車の挙動と
ルアーが動いている理屈が似ている所が多いですね。 |
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今回、釣れなかった事に対して、カーペンターテスターの
富樫氏は私に謝罪されました。
私は逆にこのような条件で釣りが出来た事で
ものすごい勉強をさせて頂けたと同時に、この状況を
打破出来るルアーを絶対作ってやると闘志に燃えています。
GTはたぶん、GTポイントに居る。
そのGTを引っ張り出せる威力のあるルアーを
何としてでも作って、このような状況でもボウズで
帰ることなく、皆、釣果を上げてニコニコ顔で帰りたい。
もっと、もっと勉強して、いつの日になるか分かりませんが
この状況を打破出来る夢のルアーを作りたい。
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後藤船長 皆さん ありがとうございました。 |
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