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    GT ( Japan Kagoshima )  June 8, 2006

●場所 奄美大島
●日時 2006年 6月8〜10日
●ターゲットフィッシュ GT
●テスト目的 GT−γ 200g 適合フックサイズ見直し 


 GT−γ 200gに対して 適合フックのリクエストが
 ありました。

 今釣行で再度、適合フック別の重心位置の
 確認を行いました。

 H氏リクエストにより GT−γ 200gの適合フックは
 2種類とさせて頂きます。 

 @ガマカツGTレコーダー6/0 ・ カツイチ 7/0仕様

 AガマカツGTレコーダー7/0仕様

  



 渡辺さん 1999年製作のDJポッピングでGT13kgキャッチ!



 写真は、私の不注意で割れてしまったグリップです。
 ロッド本体とハンドルが緩んでいるのに気づかずに
 キャスティングしたらブランクが抜けてしまい
 その時にグリップのジョイント部分で梃子が働いてしまい
 ハンドルパイプの上部のカーボンを損傷してしまいました。
 修復は出来ないハンドルパイプ全損となってしまいました。

 いつも気をつけて、ジョイントが緩んでいないかを
 確かめながら釣りをしていますが、今回、私の不注意で
 ロッドを破損してしまいました。

 今回はひびが大きく折れた事がすぐ分かりましたが
 肉眼では目視出来ないひびが起こることもあります。
 ジョイントが緩んでいてキャスティングでブランク本体が
 飛んでいった事がある方は肉眼では目視出来ないひびが
 ジョイント部分のハンドルパイプ側に起こっている事が
 ありますので、ファイトやキャストや高負荷のアクション時に
 折れることがあります。
 緩んだ状態でキャストをすると竿にとってダメージが起こります。

 釣りに集中しているとジョイント部分が緩んでいることに
 注意がいき難いです。大切な愛竿を破損しない為に
 時々、ジョイント部分の緩みのチェックを行う事が大切です。



 DJ83ML + GT−γ200g プロトタイプでヒット!

 今回のヒット場所は、根ズレが多いとの船長のアドバイスで
 変体ドラグファイトをしました。
 初期8kgから絞り上げて最後は20kg位でした。

 (ドラグチェッカーが15kgまでしか測定出来ませんでしたが
 軽く15kgを振り切っていました)

 写真の状態は 50%位の負荷ですが、ファイト中期段階には
 80%以上曲がっていました。
 ほとんどバットしか、残っていない状態です。

 カーペンターのロッドは、ほとんど破損がありません。
 確かに誰もがそのように言って下さり、事実、破損は
 ほぼ、皆無に近いです。

 しかし、過信は禁物です。

 『カーペンターのロッドは何をしても折れない』 との話も時々
 聞きますが、適正でない事をすると多分、折れると思いますし
 大変危険です。

 適正な使い方とは、負荷に応じてロッドのどの部分で
 パワーを受けるかです。
 簡単に言えば、低負荷時はティップでパワーを受けます。
 高負荷ではバットで受けます。

 車やバイクのエンジンで例えれば、
 『負荷に応じて最適なギアーと回転数を調整する』 と言った
 例えになるのではないでしょうか。
 ロッドも全て性能曲線を数値化出来るのです。
 言えば、エンジンと同じような ”機能” が働いているのです。

 『カーペンターロッドは何をしても折れない』 との考えは
 大変危険です。

 どんなに丈夫なエンジンでもめちゃくちゃすると壊れます。

 『負荷をロッドの適正な箇所で受けとめる』 
 これが大変重要です。

 これを守っている限りは、破損は皆無だと思います。

 しかし、ブランクを船べりに当てたりして、ブランクに損傷を
 受けている事も考えられます。
 この場合はそれが原因で低負荷で破損の可能性があります。

 リールのインフィニットも逆転する事もあれば
 ラインが生産不良で強度が出ていない事も考えられます。

 何が言いたかったと言いますと GTなど大物釣りは
 大変負荷の強い釣りをしているので 
 ”道具に対して過信は禁物” と言いたかったのです。



 GT−γ 200g 適合フックのテストで釣れたGT35kg
 3分くらいで上がりましたが、超高負荷だったので
 ここ7〜8年で一番体に堪えたGTとのファイトでした。

 走らせると根ズレするのでラインを出す事が出来ない
 ポイントでのGT釣りは大変、体に堪えます。

 悲しいことですが、若い時のパワーが無くなって
 きているようです(涙)
 



 リリース後、すぐに35kg位のGTがGT−γ 200g 
 適合フックのテストルアーに来た。

 しかし、変体ファイトのダメージが強く、足が痺れてきて
 『これはやばいかも・・・・・』 と青くなった瞬間に
 針が外れました。

 内心、ほっとしました。
 変体ファイトのダメージで2日位、足が痺れてボロボロに
 なりました。

 



 DJ83MLが曲がった! 

 次の日の朝、雨の降る中、GT−γ 200g 適合フックの
 テストルアーに来た。 



 GT30kgキャッチ

 3分弱で上がりましたがとても疲れました。
 ここも根ズレが多いので、船長が変体ファイト! と
 言われたので、また、高負荷ドラグでファイトしました。

 GT−γ 200g 常用サイズではありませんが
 良く釣れるように感じます。



 原田さんのLR86が曲がった!!



 原田さん ファーストGTキャッチ!!

 おめでとうございます。



 平尾さんのロッドが曲がった!!



 平尾さん 23kg キャッチ!!

 平尾さん ガンママスターでした。



 渡辺さんと仲良く キャッチ!

 GT−γに鮪のように飛び上がってGTがヒットしました。



 原田さんと仲良く キャッチ!

 試作ペンシルで釣れました。
 若干の改良すれば、活性が上がっている条件下では
 かなり強いルアーになりそうです。
 煮詰めて完成を目指します。



 中山さんのTBLが曲がった!!



 中山さん GT11kg キャッチ!!



 GT−γ 200g スーパーマグナム

 ガマカツGTレコーダー6/0 ・ カツイチ 7/0仕様

 ガマカツGTレコーダー7/0仕様

 特別限定生産品としてオーシャン レボリューションから
 発売をさせて頂きます。 

 詳細は こちら をご覧ください。