GT in AMAMI JAPAN    May 9th, 2005

●場所 鹿児島県 奄美大島
●日時 2005年 5月9日〜5月11日
●ターゲットフィッシュ GT

●テスト目的 NEWGTルアーテスト

 奄美の後半組みは、滋賀組でチャーターしました。
 南君 坂田君は中学時代の釣り友達です。
 琵琶湖にバス釣りに行きまくっていました。
 そして、近所の川那辺君の4人でチャーターしました。

 ポイントについて、みんなにGT−γのアクションの方法を
 説明させて頂きました。

 すると川那辺君にすぐ、ヒット!


 GT−γにイソマグロがきました。
 ロッドは、懐かしのグランメール X−83
 カーペンターの初期のGTロッドです。


 川那辺君 GTーγ 160でGT22kg
 絶好調!最初からガンマーマスターでした。
 凄く器用です。


GT−γの作りが、F1マシーンとの説明書
            

 GT−γを購入下さったら、袋の中に説明書きの紙が
 入っていたと思います。
 GT−γは、究極に釣れる事のみを追求した結果、
 耐久性がスポイルされているとの説明です。
 場合によりテコがルアーに働くとボディーの破損が
 起こるかもしれないとの旨をお知らせしております。
 上の川那辺君が釣られたGT−γが、
 そのような状態になりました。
 どの位の確立で起こるかが、大体、掴めました。
 私が知るGTーγのキャッチ数から見た、
 破損の割合は、1パーセント未満です。
 破損率は200匹以上キャッチで破損は2個でした。
 何かテコが働き、運が悪く潰れた方には
 申し訳ございませんでしたが、
 当初、心配していたほど潰れないようです。
 魚の針の掛かり方や魚のサイズで
 私が言いました破損率は、変わると思いますが
 発砲樹脂から比べるとかなりの強度は出ているようです。


 坂田君にヒット!
 綺麗なBC611SHPのカスタムロッドが曲がる。


 BC611SHP+GT−γ120を
 上手く操作してキャッチの坂田君


 GT−γ 160に来た小型のGT

 掛かり所が悪く、呼吸が止まって再生が出来なかった。
 釣りをしている以上、仕方が無いことなので、食べる事が
 良いとの判断から夕食に頂きました




 ロッドベルトのテストで上がった実測40kgのGT
 DJ83ML+GT−γ160 ブリモドキでキャッチ

 ロッドベルトのテストなのでフルに力を
 掛けてファイトしました。
 最終ドラグは軽く15kgを超えていました。
 福井さんにキャッチまで2分掛かっていないよと
 言われました。

 ロッドベルトに対しての私のフィーリングですが、
 まず、腰の痛さが皆無でした。
 いつも、高負荷を掛けてのファイトの後に腰が
 熱いようなだる痛い感覚がじわ〜ときます。
 このGTとのファイトは、腰への負担を全く感じませんでした。
 その代わり、後から普段のファイトで
 痛くならない脹脛(ふくらはぎ)に筋肉痛がきました。
 腰の負担が足に逃げて分散しているようです。
 足は比較的容易に鍛えられますが、
 腰を鍛えることは難しいので
 このロッドベルトの方向性は良いものと感じました。

 以前も話しましたが、2000年頃にかけて行った、
 ロッドの高負荷テストが原因と思うのですが、
 腰の具合が悪く、右足が痺れています。
 GTとのファイトは、重い荷物をバランスを
 取りながら持つ行為に似ています。
 揺れる船で腰椎の位置が不安定になりながら
 負荷を掛け続けると腰に大きなダメージがきます。
 試作中のロッドベルトは少しでも体のダメージを
 減らしたファイトが出来る物になってきたと思います。
 力がある人は、もっと大物を早くキャッチ出来ると思います。
 力が無い人は、少しでも少ない負担で楽に大型魚と
 ファイトが出来ると思います。

 今、テストしているロッドベルトは形状が大変作りにくい為、
 どのメーカーもコストが掛かるので嫌がって
 作らない形状です。
 ロッドを機能させる為のロッドベルトの性能には
 自信があります。
 大型魚とのファイトが変わると思います。
 ロッドベルトの材料を煮詰めて完成を急ぎます。


 南君 キハダをキャッチ!
 GTは大きいのがヒットしたが、残念・・・・


 川那辺君 GT30kg おめでとう!!
 ヒットルアーはシーフロッグのダブルフックモデルです。
 大変器用な川那辺君です。


 今は製造していませんが、再販を望む声が
 大きいルアーです。
 来年、このルアーとストライプトアンティアスを再販します。


 リリース出来なかったGTをおいしく頂きました。


 ライフベストの洗い方
       


 GTを持つとライフベストが魚の粘膜でヌルヌルになります。
 ほっておくとカビカビになります。
 当初、自動膨張式なので洗濯が出来ないと
 思っておりましたが、 メーカーの問い合わたところ、
 部品を取れば丸洗いが出来るとの事です。

 @まず、ライフベストをマジックテープを外して開けます。
 Aこの部分が自動膨張の部分です。
 
 上のゴールドに光っているガスボンベを外します。
 外し方は、タンクの端部がネジになっているので
 反時計回りに回します。














 B ←の黒い筒が、反応部分です。これもネジ式で
   反時計回りに回すと外れます。





 C写真はガスボンベと反応部分の部品を外した状態です。


 ご注意 必ずお読み下さい!

 ボンベを外しても絶対にヒモを引かないで下さい。
 緑色のロックの部品が折れてしまい、
 ライフベストが使えなくなります。


 小西はヒモを引いてしまい、ロックの部品を
 潰してしまいました。
 このロックの部品は、販売もされています。
 自動膨張が作動した時やヒモを引いた時に、
 このロックが折れて弁が開き、ライフベストにガスが
 充填する仕組みになっています。

 この後の釣行で小西がライフベストを着ていないのは、
 その為です。
 6月16日部品が届きましたので、これ以後の釣行は
 ベストを着用します。


 Dこの状態になりましたら、そのまま水洗い下さい。

この時、洗濯機では洗わないで下さい。
部品が破損します。


 E取り外したガスボンベと反応部品は、無くならない様に
  保管下さい。
折れてしまったロック

ガスボンベを取り外した後でも、絶対にヒモを引かないで下さい。


もし、ロックが破損した方がおられましたら
ご連絡下さい。部品販売もさせていただきます。