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   GT in AMAMI JAPAN    October 13th, 2005

●場所 鹿児島県 奄美大島
●日時 2005年 10月13日〜10月16日
●ターゲットフィッシュ GT
●テスト目的  ポッパープロトタイプ  GT−γ90g  

 台風が接近しており、奄美南部の風裏でしか釣りが
 出来なかったにも係わらず、全員GTキャッチでした。

 臨機応変な福井船長の対応にはいつも脱帽です。
 船長は、皆が考える方法の一歩先を考えています。
 謙遜して自分の事を ”いんちき” と言っていますが
 凄い人だと思います。

 福井船長から ”いんちきルアー” の称号を頂いた
 GT−γ 『まるでインチキをしているかのように
 良く釣れる』 のでこの有難い名前を頂きました。

 GT−γの肝になる部分のアクションを説明させて
 頂きました。


 沖縄の友人 東江さんがGT−γで鮫をキャッチ

 GT−γはあらゆる魚を魅了する。
 今までGT−γで釣れた魚や釣れたと報告を頂いた
 魚は次の通りです。 GT カスミアジ ギンガメアジ 
 イソマグロ ハタ アカマス ワフー  ヨコシマサワラ 
 キハダマグロ 黒鮪 アオチビキ セイルフィッシュ
 カツオ ターポン サメ ツムブリ ヒラマサ シイラ 
 ゴマモンガラ カワハギ 太刀魚 ギンユゴイなどです。
 
 何故、ルアーより小さいカワハギやギンユゴイまでもが
 食ってくるのか理由は分りませんが、
 GTのバイトにしても異常と思える無警戒さでバイトします。
 GT−γの 『動き』 か 『音』 か、何かが
 まるで本能というか、遺伝子に訴えかけているように
 感じます。

 男性諸君が女の子の腰のクビレを見て
 ”衝動制御不能” になってしまう事があるように、
 GT−γを見たフィッシュイーターは衝動を
 押さえられなくなり、たまらなく飛びついてくるように感じます。

 私たちは脳で考えていると自覚している事が
 実は遺伝子がそうさせている事が案外と多いのだと
 本で読んだ事があります。
 女の子の腰のクビレ の話も、これも実は脳で考えて
 いるのではなく、遺伝子が 『クビレ=妊娠していない』 と
 認識するために衝動のスイッチが入るようです。

 大きな脳を持たない生物の行動ほど遺伝子によって
 動かされている部分が多いようです。

 GT−γはフィッシュイーター達の食性の遺伝子に強く
 訴えかけているルアーというのも、まんざら、外れて
 いないように感じます。
 なので、福井さんは、このルアーを 
 ”いんちきルアー” と呼んでいるのかもしれません。

 ちなみに、福井船長に クビレ の話をしたら俺もたまらず
 ”カミカミ” とバイトしてしまう と言われていました(笑)

 


 東江さんの懐かしのラ・グランメールX−83が
 曲がった!

 東江さん カスミアジをキャッチ!

 地元の港でキャストとアクションの練習をやり込み
 本番に挑む東江さん 
 東江さんには多くの見習うべき事があります。
 道具の性能を100パーセント引き出そうと
 遠征以外でも物凄い努力をされているようです。

 彼からは道具に対する不平や不満を聞いた事が
 無い。強い精神力と努力で技術的な壁を
 どんどんクリヤーしていく。

 彼を見ていて、本当にカッコイイと思う。


 大谷さん バラクーダーキャッチ


 滋賀組の新井さん GTキャッチ!!


 2年前のフィージー釣行で仲良しになった大谷さん

 大谷さんオリジナルカスタムロッド 
 BC78H−GMで余裕のファイト!

 ピース!


 大谷さん 国内初キャッチ!
 おめでとう!


 試作ルアーを使っていて、一人 ”蚊帳の外” 状態の
 コニケンにヒット。ライトアドバンテージ76が曲がる。
 
 GT−γと横並びで引いて来ると、ほぼ、GT−γにGTが
 行ってします。
 最近の釣行は、GT−γを超えるルアーを作る事を
 目的にしているので、GT−γをほとんど使っていません。
 GT−γを超えるルアーを作る為に
 これから、一人 ”蚊帳の外” の淋しいテスト釣行に
 なりそうです。
 
 この釣行も ”坊主” 寸前でした(笑)
 


 テストを繰り返してきたロッドベルトが手直しをする部分は
 無いと思える状態となりました。

 安定した状態でファイトが出来ます。
 ファイト中にロッドベルトがまず、ズレることが無いので
 ”力の壁” を作れます。それがロッドの復元力を
 引き出す肝になっています。
 このGTは15kgでしたが、竿の反発力だけで自分は
 全くのノーリフトで魚が浮きました。
 このロッドの性能を引き出しているという気持ちは
 最高に気持ちが良いです。
 
 ロッドベルトは工房で組み立てるので
 数が作れない可能性があります。
 来春の納期分は注文生産と考えています。

 
 来春に納品が間に合うように 近々、ロッドベルトの
 ご注文を取らせて頂きます。
 


 キャスト時の空力抵抗を少なくする為に
 ポッパー後部に加工を施したハッスルポップ

 ”釣れる要素” の部分を少しでも
 増やせるように、とことん改良を重ねて
 究極の形に持っていきたい。


 平岡さんの奥さん キャッチ!!
 おめでとうございます!!

 福井さんは女性アングラーに向くGT釣りの方法を
 良く知っておられます。
 女性の方でも安心してGT釣りが出来ます。
 また、体力に自信が無い男性アングラーに対しても
 やさし〜く 教えて下さいますよ。

 


 ヒットルアーはGT−γ 90g プロトタイプ

 今回のテストでGT−γ90gは上手くバランス取りが
 出来ました。
 テストに協力して下さった方、ありがとうございました。

 GT−γ90gのリリースは、来春を予定しております。
 GT−γ90gとベストマッチなロッド TBL80/20 RFも
 2006年 春のリリース予定です。

 


 平岡さんにヒット!

 平岡さんの安定感のある落ち着いたファイト


 『GT−γのアクションが上手く出たらGTがヒットしました』 と
 言われていました。

 波が高かったけれど、GT−γの上手い操作でGTを
 引き出されました。

 


 GT20kgキャッチ!!

 おめでとうございます!!


 東江さん ハッスルポップ アワビ貼りで
 GT26kg キャッチ!!


 ガンマーマスターの福井さん
 GT−γ105gでキャッチ!

 何をやってとても器用にこなされます。
 福井さんはガイドも釣りも天才ですね。


 福井さんホームページ URL

  http://www16.ocn.ne.jp/~kaibutsu/ 


 10月17日〜10月20日の奄美釣行は、後日、アップさせて頂きます。