安乗 シイラ
BC66M 2005年モデルテスト
BC66HPよりライトでBC63Lよりヘビーのロッドが欲しいとの要望を受けて動き出しました。
2002年8月にテストをしていたBC66を再び持ち出して再度確認の為のテストを行いました。
BC66はBC66HPと比べて2ポンドライトでマンドレル(カーボンを成型するときの鉄心)のボアを上げて
カーボンの肉厚が適正値内で薄く仕上げております。その為、大きなパワー変動無しに
スムーズにバットまでテーパーが移行する構造になっております。
50gクラスのポッパー 60gクラスのペンシルが大変使いよいです。
BCシリーズの表示にあるHP(ハイポテンシャル)やSHP(スーパーハイポテンシャル)の名前の由来は
カーボン成型時の製法でマンドレルを細くしてカーボンを肉厚にすることで破損限界を飛躍的に向上させた製法が使われている
モデルでカーペンターがそのように名付けてそう呼んでおります。
今回テストロッドははHP&SHP製法ではない方法で作られた大きなパワー変動無しに
スムーズにバットまでテーパーが移行する構造になっています。
テストロッド BC66Mでリフトアップ
テストロッド BC66Mで余裕のファイト
アングラー 織田さん
BC66M 織田さん絶賛!
アネモネ50 ザ・サーチベイトで引き出す。
ライブベイト α30−130 サーフェイスの
ジャーク&ジャークでヒット。
いきなりのヒットが多いライブベイト α30−130
サーフェイス ジャーク&ジャークアクションで
捕食スイッチが入る。
ライブベイト α 30−130 サーフェィスで
雄の130cmオーバーキャッチ
大型シイラ キャッチ
ライブベイト α 30−130 サーフェイスの有効な使い方
ライブベイト αがリリースされた2002年当時 このルアーはどのように使えばよいのかと
多くの質問を受けました。今ではライブベイト αをマスターして多くの釣果を出しておられる方と釣り場でお会いします。
今回、リリースのライブベイト α30ー130 サーフェイスは'02モデルのライブベイト αとは
違うコンセプトなので、これはこのルアーの動かし方があります。
いつも私が言うことに ワンパターンは駄目だ。ルアーやロッドは車やバイクと同じように
その特性にあった操作なしには動いてくれないのです。
車もバイクも自分に基準があるのではなく、使用するその物自身に基準があり、自分の操作でその物の特性を
最大限まで引き出せるかどうかで、その物とその物を操作する人間のレベルが分かるというものだと思う。
お願いがあるのですが、その物の本質が分かる前から自分のレベルを基準にこのルアーは良いだの悪いだのは
言わないで頂きたい。
トップウォーターは表層でしか勝負が出来ないのであるから、ワンパターンはトップウォーターでの釣りでは限界を意味する。
沈めれば釣れる状況でもトップにこだわるのであればルアーの持つ意味を理解してそのルアーの
限界性能とそのルアーが有効な条件とは何かを見てやるという意気込みでカーペンターのルアーを使って欲しい。
きっと今までに無い別の新しいトップウォーターの世界が見えてくると思います。
●ライブベイト α30ー130 サーフェイス コンセプト●
’02 ライブベイトαが大きくローリング&ヒラを打つアクションに対して’04 ライブベイト α30ー130 サーフェイスは
ローリング&ヒラ打ちが小さくなっております。何故あえて小さくしたかというとスレたシイラに対して
ナチュラルに見せる為です。又、タイトにルアーが動くということはアクションとアクションの間が繋がりやすいからです。
派手に動くルアーは、アクションとアクションに間が出来てしまいルアーを見破られる原因となります。
シイラの密度が薄くスレてきている状況においてライブベイト α30ー130 サーフェイスは強いと感じました。
この状況で、このルアーのバイトはGTの様にシイラが見えていない状況から一気に水面爆発というバイトをします。
少し深いところから出てきているようです。
アクションはジャーク&ジャークが効果が大きかったです。
また、別のアクションで効果があったアクションは
リーリングを止めないように水面直下をピラピラ泳がせてそのまま水面にルアーを出して泡を引きながら
また、水面直下をピラピラ泳がせる、これを繰り返します。
カーペンターのルアーは年によりルアーに与えているコンセプトが違います。
マニアの間では何年式の何を探しているいう話を良く聞きます。
今度、年式による特性の違いを説明したページを作ります。