コモド島 GT 
■力を使わずに機能するロッド■

私は車を装飾することに関しては一切興味が無いのですが、足回りだけは違います。
ノーマルのレスポンスの悪い、ダイレクト感が無い足回りだけは我慢ならず、必ず自分が好きなフィーリングに
改造して乗っています。
改造するとタイヤにゴツゴツ感が出たり、シビアなハンドル操作が必要になるのでゆったりと運転させてくれなくなりますが
路面の凸凹状況やタイヤのグリップ感が手に取るよう分り、コーナリング限界性能が上がり、
シビアなコントロールが効き、自分が行った操作がシャープに反映されます。
自分が行った良い動作は良い動作として直ぐに結果に現れて、悪い動作をすれば
直ぐに悪い動作として現れる。曖昧な車の挙動は自分に感覚が伝わらなく、かえって乗るのが難しいと思うからです。
しかし、すべての人がこの感覚を持ち合わせているかと言えばそうではありません。
ほとんどの人がシビアなハンドル操作無しに乗れるゆったりとしたオートマチックのセダンが好きだと言います。

今までのロッドは”自分が行った操作がシャープに反映される感覚”を大切な要素の一つとして
設計をしてきました。現行のラ・グランメールはシビアな操作は必要ですが、それが出来ればロッドが人間の力が無い部分を
補ってくれます。例えばリフトパワーです。GTのファイト時にロッドの復元力を引き出す方法を会得すれば
少ない力でGTを釣る事が出来ます。多分、私は人の半分も力を使わずに魚を上げていると思います。
身長165cm 体重60kgと小柄ですが、ロッドを機能させることで体が小さいハンディーを克服しています。
ロッドのポテンシャルの引き出し方が分りだしてきてからは、体が故障している時を除くと
ファイトでしんどいと思ったことがほとんどありません。
グランメールに出会い私の大物釣りが変わった事を実感しています。

私はスポーツカーフィーリングのグランメールが絶対的に好きですが、今回、テストを行ったロッドの特性も
捨てた物ではないと感じました。”6〜7割の力で6〜7割の仕事をしてくれる” 具体的に言えば
6〜7割のキャスティングパワーでルアーが6〜7割飛んで行ってくれる。
6〜7割のリフト力で6〜7割のリフト力を発揮する。
全開に力を使わなくてもそこそこ仕事をしてくれる感じです。
グランメールですと8〜10割のキャスティングパワーでルアーが9〜12割飛んで行ってくれる。
8〜10割のリフト力で9〜12割のリフト力を発揮する。グランメールはこちらの出した力を増幅してくれます。
なぜならロッドが持つ復元力が強く働くからです。
しかし、グランメールを6〜7割の力でしか使えないなら2〜3割 もしかして、それ以下しかロッドは力を
出してくれないと思います。使いこなせないと逆に性能が出ずに、使いにくく感じるかと思います。
グランメールを公正な目で見て、全てにおいてこれ以上のポテンシャルの高いロッドは私が見た限りのロッドでは
どこのメーカーにも存在していません。しかし、アングラーのポテンシャルが高くなければこのロッドは
その機能を発揮してくれません。グランメールに対して評価の高い方は使いこなせていて
ロッドが上手く機能している方だと思います。反対に難しいと思う方はロッドのポテンシャルが引き出せずに
ロッドが機能していない事が考えられます。

例え話ですが、コンピューターソフトに関して ”業務用” と ”一般用” があります。 
”業務用” は多くの機能と高性能を誇りましが、反面使うことが難しく経験と慣れを必要とします。
逆に ”一般用” は機能は少ないですが操作が簡単で誰でも直ぐに慣れて使いこなすことが出来ます。
私はコンピューターに関して得意では無いので、この様な不得意分野の物で向上を目指さない物は
あえて難しい ”業務用” を買うより、事足りれば ”一般用” を買います。

今、テストを繰り返しているロッドの特性は、まさに ”一般用” です。
初めてGTをやられる方で難しいこと無しに楽に釣りがしたい方や女性アングラーの方
力を入れてのGTフィッシングが苦手な方、グランメールの機能が反映されない方
オートマチックルアーをもっとイージーに操作したい方に向いています。
グランメールでも究極に慣れればGT−γの操作は出来ますが、慣れと経験を必要とします。
ポッピングポッパーはレスポンスの良さからグランメールが使いやすい感があります。
TBLシリーズではTEL79−38がポッピングにポッパーを向いていると思います。
タイプの違うGTロッド ザ・ブルーラグーンは徐々に形になってきています。細部を煮詰めていきます。
新理論により進化したモデルのGTルアー&ロッドの開発を急ピッチで進めています。今回、友人が仕事で行けなくなった
コモド島のスケジュールをそのままもらい、急遽、試作ロッドとルアーのテストに行きました。設計思想と基本設計が根本的に違う
NEWタイプのロッドとルアーです。

■オートマチックルアーとセダンの様なフィーリングのGTロッド■

現在、進めているNEW GTルアーはGT−γ(ガンマ)のようなルアー自身がオートマチックでアクションします。
一言で言えば、誰もが簡単に使えて良く釣れる物です。これは、マニュアルタイプの既存のGTルアーとは全く設計が違います。
ロッドは、オートマチックルアーをもっと簡単に動かすことが出来る事を主眼に置いたロッドです。
フィーリングは現行のラ・グランメールがスポーツカーに対してテストしているロッドは乗りやすいセダンといったところでしょうか。
GTフィッシングが初めての方や女性アングラーの方が少ない力でキャスト、ファイトが出来るロッドです。
また、オートマチックルアーに大変マッチします。
バリバリに走れるスポーツカーではないですが、気負わず少ない力で使えるGTロッドです。
現行のグランメールとはタイプが違うGTロッド
THE BLUE LAGOON 
(ザ・ブルーラグーン) シリーズ
少し形になってきたので紹介させて頂きます。
TBL80−30 TBL711−35 TBL79−38の
3機種をテスト中です。
GT−γのサイズ違いのテストルアー 
ザ・ ブルー ラグーン テストロッドでのファイト
ブラックカレントシリーズの血統を受け継ぐ
パワーは30ポンド 35ポンド 38ポンドの
3種類をテスト中
GT−γのサイズ違いで釣れたGT達
なかなか狙いの動きが出ずに苦労したが狙いの動きが出たら立て続けに9匹ヒットした。
しかし、ルアー体積の設定をミスして作ろうとしていた物より完成したら軽い物に仕上がってしまった。
データ取りは出来たが、また、一からやり直しである。
これを使えば、釣れ続くことは分っていたが次のテストルアーがあるので重心位置や適正浮力が
分った時点で使うことを封印した。
アデさんの新しいスタッフ 
川地さんにGT−γの適正重心位置の
テストを依頼 全開で釣りをするというより
テスト テストの連続だった。
一見するとGT−γのようですが、全く違う
使用条件で効果を発揮するNEWペンシル
名前は、”ブルーフィッシュ” 写真の物は
100gです。 楽に投げられて使いやすい。
アクションを見ていてこれの小型があれば
シイラや青物に効きそうに感じた。
ブルーフィッシュのバランステストで狙いの動きの出た物で
連続ヒットした。かなり細部まで煮詰めてから
フィールドテストしていることとノウハウの蓄積が増えてきたので
完成までが早くなってきた。
潮下の三角波のルアー操作が困難な場所でも
ブルーフィッシュでバンバンヒットがあった。
ルアーの少しのアクションの違いでヒットしたり
ヒットしなかったりであまりにシビアなので川地さんは
驚いておられた。
”釣れるルアーは釣れるべくして釣れている” のである。
ルアーの特徴を車で例えるなら


■オートマチックルアー■

私自身、昔からすべて車はマニュアル車を ”こだわり” で乗っています。
何故なら自分が乗る車のエンジンの回転数を任意で決定出来るので面白いからです。
オートマチックは自分の意思に反してシフトしてしまいます。
自分の意思に反する動きが勝手に出ることは好きでありません。

ルアーも意思に反したアクションが勝手に出ないように設計していました。
ひと昔前まではマニュアルアクションのルアーが主でした。スレていないのでこれで十分GTが釣れました。
しかし、ここ近年のスレたGTには人間がつけられるアクションでは限界があると感じます。
GT−γのワンジャークの動きを人間がマニュアル操作で付けようとすると時間的に5秒以上必要です。
それも滑らかなアクションはまず出ないと思います。と言うより人間が付けるアクションの次元を超えています。

GT−γならGTを始めて間もない人でもコツを掴めばワンジャークでGTが反応するアクションが簡単に出ます。
熟練アングラーがマニュアル操作でどう頑張ってもはっきり言ってGT−γの動きを出すことは無理です。
(私にも出来ません)
現在、F1もオートマチックになりました。ギアのシフトの操作はありますが、クラッチ操作はありません。
ドライバーの誤動作でエンジンが回りすぎてのエンジンブローを防ぐ為にオートマチックになったのですが
使い手のミスを機械が補ってくれます。
最近の乗用車のほとんどの機種でマニュアル車の設定がありません。
”難しい作業無しに安全に目的地にたどり着く” このあまりにシンプルな目的の為に車は進化しています。
ルアーにおきまして、”難しい作業無しに楽に釣れる” この考えが本来のルアーの姿であり誰もが望む事でしょう。
目的はあくまで釣る為です。難しい物やしんどい事は誰も望みません。
カーペンターの設計の根本思想が変わりました。昔も今も究極に釣れるルアーを作ると言う気持ちには
かわりはありませんが、根本的に変わったことは、いかに簡単に誰もが使えて良く釣れるかです。
又、一番重要なことは、そのルアーがどの条件で効力を発揮するかが誰にも明確に分ることです。


新理論による新設計ペンシル ”ブルーフィッシュ” の誕生

潮流が速く、アクションが付けにくいポイントでただ巻くだけで釣れるペンシルの構想を煮詰めていましたが
具体的に形になってきたので紹介させて頂きます。
私の”趣味の部分”の考えを排除したフルオートマチック ただ巻きで釣れるペンシルです。

良く釣れるGT−γにもカバー出来ないポイントがあります。それは細かい三角波です。具体的には障害物の潮下に
出来るあのグチャグチャの波です。開発当初からこの事は分っていました。
この条件を克服する為に作られたフルオートマチックペンシルが ”ブルーフィッシュ” です。
ただ巻くだけでルアーが誘いと食わせのアクションを自動的に起こし、ルアー操作の難しい潮の中でも簡単にGTを
ヒットさせられます。

今回のルアーをテストすることの第一条件が”潮が速い” ことです。
障害物のよれで起こる潮波の中でイージーに使えるルアーと言う事で、コモド島が打ってつけでした。
いつもなら潮波の中のアクションは大変気を付けながら飛ばないように慎重にアクションをつけていました。
しかし、狙いのアクションが出た試作のペンシルにはただ巻きでバンバン釣れました。
こんなに簡単に釣れていいのだろうか? オートマチックは恐ろしい・・・・・・
この潮波で強いペンシル ブルーフィッシュとGT−γとの併用で色々な条件をカバーできると思います。
GTを釣る為の”戦略と戦術” がだんだん形になっています。
GTを始められて間もない方や釣行回数が少なくノウハウの蓄積が出来ないと思っておられて方にも
GTを釣る為の”戦略と戦術” が容易に使いこなせて、ベテランアングラーに迫る釣果を出すことが
出来るようになると確信しています。

ブルーフィッシュはGTフィッシングだけでなく、近海をターゲットにしておられるアングラーの方には
ブルーフィッシュの小型のシンキングを試作予定です。
これがあれば、ナブラのマグロ シイラ ブリも ”いちころ” の気がします。
このサイズも2月 3月に南西諸島でテストを行い、夏のシイラ マグロの時期に間に合うように
近々に試作を開始します。
CARPENTER BLUE FISH (カーペンター ブルーフィッシュ) 
ブルーフィッシュ 100gで
狙いの動きも出て
微妙な適正重心位置も分り、製作へステップアップした。
ザ・ブルーラグーン TBL80−30の曲がり
このロッドに100g前後のルアーを使うと
シイラ感覚でGTが釣れる。ラインはPE6号使用
テストが終了しているGT−γ 120の使用を私は
封印していますが、ロッドテストがあるので使用しました。
TBL711−35でGT−γ 120g使用の
フィーリングを確かめました。普通の人がGT−γ 120gを使うには
TBL711−35が限界の硬さではないかと感じた。
GT−γ 105gに対してはTBL711−35は
硬すぎてアクションを付けることが難しく感じました。
GT−γ 105はTBL80−30が最高に使いやすい。
ルアーの抵抗とロッドティップにはシビアな関係がある。
GT−γ 120g アワビ貼りモデル ホワイトアバロン
一投目でヒットした。川地さんがびっくりされていた。
アワビ貼りだから一撃でヒットしたのかは分りませんが
多分効くと思います。
川地さんのグランメール SP711 カスタムが曲がる。
川地さんはなぜ、GT−γ 120gを使う時、
アクションさせることが難しいSP711を使っておられるか?
と尋ねましたら 『グランメールの強烈なリフト力を味方に付けて
楽にGTを上げたいからあえてグランメールを使う』と
言われていました。GT−γなどのオートマチックペンシルは
TBLシリーズが使いやすいと思いますし
GTをヒットさせることを最優先に考えられる方やGT−γを動かすことが
難しいと思われた方はTBLシリーズがお勧めです。
川地さんの考え方の強烈なリフト力を優先されるなら
グランメールシリーズが良いと思います。慣れれば川地さんの
様にGT−γを上手く動かすことが出来るようになると思います。
GT−γ 120g で川地さん 30kgをキャッチ!
前回の釣行から私のファイトの方法が違うと川地さんが
鋭い事を言われました。
TBLのテストはあえて腰を入れずにファイトして
ロッドのフィーリングを見ています。ロッドを機能させるために
コツを使ってしまうと、コツを使えない方の感覚が分らないので
極力、棒立ちのようなファイトをしました。
コツを使わずして楽に上がるロッドの形がだんだん見えてきました。
GTが初めての方や力の無い女性アングラーの方や
ファイトのスタイルが確立していない方でも楽にGTが
上がるロッドです。
簡単に言えば、6〜7割の力で6〜7割の機能をするロッドを
作れば良いのです。写真のファイトしているGTは40kg位でしたが、
ビデオで時間を確認したらだいたい5分位でした。
大きなシイラでも全然引かない個体があるように
GTの引きの強さも個体差があります。
活性が無いGTを無理やりGT−γで引き出したからか
諦めの早いGTでした。
6〜7割の力で6〜7割の機能をするロッド。悪くないですね。
川地さんとしゃべりながらのんびりファイトが出来ました。
テストロッドTBL711−35  GT−γ160gで上がった
推定GT40kg 
STR−140g テストルアーで大型バラクーダー
STR−140 テストルアーにグレイリーフシャークが
GT−γで始めて釣れたバラフエダイ
川地さん GT−γ 120gで
GT30kgキャッチの川地さん
***** 究極に釣れることのみを追い続ける *****
写真をご覧下さい。川地さんが釣られたGT30kgが釣れたGT−γ 120g
TYPE−SSですが、GTの口とボディーに前後のフックが掛かりGTが
頭を振った事でテコが働きルアーが破損しました。
テストのブルーフィッシュも同じ事になった物が一つありました。

この様な潰れた物を普通は隠すメーカーがほとんどだと思いますが
これは事実なので、この様になることをお伝えします。
何故、潰れるかは前後の針がテコを生むためです。

破損した時はかなり凹みましたが、川地さんはGT−γは
ゼロ ヨンマシーンで良いのではないかと言われました。
0〜400mを全力で駆け抜けて記録的なタイムが出れば、400m走りきった
マシーンのエンジンは潰れても良いという考えである。
年々、難しくなるGTフィッシング 
『 ”一匹のGTを如何に獲るか” を考えたら一個のルアーで一匹釣れれば
十分じゃないか』 川地さんのこの言葉に救われました。

強くすることは簡単ですが、釣れるアクションが出なくなり、間違いなく
釣れなくなります。これでは意味がなくなります。
アクションと耐久性を両立することは要素が相反する為、大変難しいです。

例え一匹のGTでも針の掛かりでテコが働くとルアーは破損することが
考えられます。
この様な掛かり方をしなければこの形の破損は無いと思います。
GTーγやブルーフィッシュは、贅肉を削ぎ落とし、究極に釣れる事のみを
追い続けた結果、相反する要素の耐久性はスポイルされてしまっています。

高いルアーを購入して頂き、この様なことになることは大変心苦しいのですが
”釣れることを究極に追い求めた” 新設計のルアーはこの様なことが
あることを念頭において頂けますようお願いします。
これからの新設計ルアーは、もっともっと釣れるものを目指しますので
もし、破損してもどうぞ、クレームは言わないで下さい。
この点につきましては誠に申し訳ございませんが
どうぞ、よろしくお願いします。

潰れた川地さんのGT−γ 120は2004年12月 コモド島の思い出として
大切に30kgオーバーGT記念ボードに飾られています。
昼食後の一時間休憩の時にアデさんと
アグスさんもGT釣りを
TBL79−38 良いですねとアデさん
まだ、テストの段階なのにオーダーを
くださいました。
コモドホテルでの食事 川地さんが日本食を
持参下さり美味しい食事を頂きました。
ガイドのアデさんは日本語が話せるので安心
違うタイプの試作ルアーでキャッチ
川地さん GT−γ 120でキャッチ
GTは極力持たずにリリースしたので
抱っこの写真がほとんどありません。
GT−γ 105 テストルアー 



TBL80−30にベストマッチなGT−γ 105g
女性GTアングラーの方や大型ルアーにスレた国内GT用に
開発しています。GT−γ 105の動きは凄いです。
そして恐ろしいヒット率でした。

ハンドルの切れ角が同じ大型車と軽自動車があれば
細かくスラローム出来るのは軽自動車です。
原理は同じく小さいルアーは良く動きます。
GT−γ 105g これはもう、反則アクションです。

その辺りにいるほとんどの魚がヒットしてきているようでした。
GTの他にカスミアジ バラフエダイ ギンガメアジ ツムブリが
テスト中延々ときました。GT−γ 105も適正重心位置と
適正浮力もきちんとデータ取りが出来ました。完璧です。
春には製品が完成すると思います。

このルアーでヒットしたGTは一番大きい物で25kg止まりで
小型のGTや外道が多かったですが、ヒット率は恐ろしいです。
このルアーばかり使うと本当に魚が居なくなるような気がしました。
むちゃに使うと本当に問題ありかもしれません。
釣れない時の”切り札”で使うのが良いかもしれません。
データ取りが出来てテストが完了したのでロッドテストなどが
無い限り、私はGT−γ 105を封印します。
ザ・ブルーラグーン シリーズ
BACKはブラウザの戻るで戻ってください。
11月のスンバ島の時に少しコモド島で釣りをしましたが
あの条件なら体力が続けば多分、3桁は釣れたのではないかというほど
良い条件に思えましたが、今回のコモド島は風が強く
潮と風が合わない時間帯が多くて釣りの条件としてはあまり
良くなかったと思います。
潮のデータですがコモドは大潮がデータ的には良いのですが
大潮ど真ん中は釣りをしている時間帯に
潮止まりの時間帯が多く入るので釣れる時間帯が短いように
感じます。特に大潮は潮の動きが大きいので流れの惰性が
いつまでも止まらず、これによりベストタイムをもっと短い物にしています。
今回はこの日程を分けてもらい釣行に行けただけでも感謝しなければ
いけないので、潮については何ら言える立場に無いのですが
潮についてはそんな感じがしています。
結果的に3.2日で二人でGTは38匹 外道を入れれば50匹以上
全開で釣りだけをしたのではなく、ルアーのテストで狙いの動きが
出るまでルアーをこねくり回している時間が長かったので
釣りだけをしていたらもっと釣れたと思いますが
二人でこんなに釣れたのに文句を言えば罰が当たりますね。
GT−γ 105とブルーフィッシュは完璧に納得しました。
絶対に釣れるルアーに完成したと思います。
TBL80−30はこれでOKだなと感じていますが、
このロッドに大変興味がある友人がおります。
ロッドにおいて自分の哲学を持っている熱い男です。
正月明けにパラオに行きます。
彼に一度、使ってもらい彼がOKならOKにします。
今回、持ち込んだテストルアー あまりに多くのテストルアーで
川地さんに手伝っていただいても3日とちょっとの日にちでは
全部やり切れませんでした。
今回、コモドをガイドしてくださったGT-1のキャプテンとクルー
コモドのレンジャー 川地さんと○○ネタで大変盛り上がった。
川地さんが『何故、○○ネタは世界中、どこへ行ってもこんなに
盛り上がるのだろうか』と私に尋ねられたので
『世界中のGTがポッパーを食べに来るのと同じではないですか』と
答えたら妙に納得されていた。
アデさん
アグスさん
新しいクルーの方
GT−γ 105g プロトタイプで