バラムツ 和歌山県 白浜沖
大原さんに誘っていただき白浜のバラムツ釣りに行きました。
今回、バラジグを使いましたが和歌山のバラムツはジグをしっかりシャクっての
釣り方法が主流のようで、バラジグのスタイルが通用するか不安でしたが
直ぐにヒットして最初は流すたびにヒットしました。
いつも駿河湾でやっているので潮が緩やかですが、白浜沖は潮が
かなり速く複雑でした。潮変わりして2枚潮になってから苦戦しました。
バラジグのもっと重い物の必要性を感じました。
ロッドはBC73ML BC63L BC66UL BC79ULを使用した。
バラジグ 315gをメインに使った。
一流し目からヒットした。アタリは明確で釣り易いと感じた。
いつも良く釣る桑原さん
BC66HPで余裕のファイト
釣行に誘っていただいた大原さん
フィッシングエイトの山田さん
フィッシングエイトの喜多村さん
● バラジグをご購入下さった方へ ●
最近、バラジグを使っていてラインが絡むとお話を頂いたことがあります。
今回、お世話になった船長さんも船に乗った時、バラジグでお客さんが絡んでいたと言うことを遠慮がちに気を使われた
言い方で言って下さいました。
私もその言葉が気がかりになっていましたが、私の使い方を見て、船長さんは
『この様な使い方だったら絡むことは無いね』と言われました。
バラジグはガンガンシャクルスタイルとは相反する大変静かなつり方です。
繊細でサイレントな釣りのイメージからバラジグをへら浮きに例えられた方がおられました。
以前、シャクリの必要性を感じてシャクリ用の物を作ろうと思ったことがありましたが、
既存のジグで事足りるので作りませんでした。
バラジグは如何に喰い渋っているバラムツ サットウを食わすかをテーマに作られています。
ジグのシャクリスタイルのバラムツ釣りとは異次元の釣法です。
バラジグの構造は必要と思われる微妙なアクションを出す為の形状と構造です。
バラジグが真円なのは理由があります。ジグの様に面のある物を作りましたが、この形状ですと
潮がジグの面に当たり、かすかなアタリが取れないのです。よじられたワイヤーも意味があり、これはバラジグを
フォールさせた時に反発力でシーハンターに繋がれている餌を瞬時に加速させる為の物なのです。
餌はダートしやすいように短冊形の細長い物がバラジグにはマッチします。
バラジグの仕掛けは低活性のバラムツに対してシャクリではなく、急激なフォールで生まれるバラジグの
ワイヤーの反発力で餌をダートさせる2次的なアクションで喰わせる。これがバラジグの種明かしです。
寸法と重さは友人とテストを重ねて煮詰めて今の重さと形に行き着きました。
凄く渋い状況ではバラジグを使う友人と私しか釣れないことが何度もあり、というかバラジグを使う私たちにしか
釣れないことの方が多かったです。この実績からバラジグ理論には絶対的な自信が出来ました。
ポッパーもペンシルもジグもそうですが、全ての物は”狙いの動き”が出なければ効力を発揮しません。
バラジグを購入くださり使って頂いたのに説明がなされていないので、違う使い方で使用されておや?と
思われている方は多いのではないでしょうか。
説明書が無い状態での販売大変申し訳ございませんでした。
バラジグの狙い所が分り理解していただけましたら渋い状況でも釣れる新しいメソッドとして
バラムツつりのバリエーションが広がるのではないかと思います。
早いうちにバラジグの使い方の説明書 もしくはDVD&ビデオの製作を行います。
今後、どのような製品も製作したものは必ず詳しい説明を記します。
最初潮が緩やかな時は流すたびにヒットでこんな簡単なバラムツつりは久しぶりだと思いましたが、
潮が流れ出してからは大変苦戦しました。
今回の海域はいつもやっている駿河湾と違い潮の流れが大変速かったことと潮が複雑で2枚潮で
又、棚が150mとやや深く既存のバラジグでは少し軽すぎました。ロッドも潮がラインを引っ張るので柔らかいBC79ULでは
曲がりこみ過ぎて使いにくかったです。BC73MLが使いやすかったです。
和歌山県白浜は水深が深い場合は200m以上をやるそうなのでそれに対応したバラジグの重いものも
テストを開始します。
BC79UL ローライダー仕様 テストロッド
BC73ML
BC73ML
桑原君 グッドサイズを