PSC 61MR/T(B)−S

−Power with sensitive control−



 ■ロッドの名称が表す内容


     PSC    61               /    T        (B)   −   
      ↓      ↓       ↓      ↓            ↓          ↓          ↓
     ネーム   レングス    パワー  アクション   アクションパターン   マテリアル    スピニング


 ■ PSC 61MR/T(B)−S


 ●レングス: 6フィート1インチ (1860mm) ワンピース

 ●ロッドパワー: M (ミディアム)

 ●アクション: R (レギュラーテーパー)

 ●推奨 PE 2.5〜3号 (4号可能)

 ●参考ジグウェイト 130〜220g 

  (水深40〜70m ドテラ流し 130〜180g) 

  (水深80〜130m バーチカル160〜220g)

 ●最大ドラグ 0°アングル 7kg

 ●最大ドラグ 45°アングル 5kg

 ●ロッド自重 チタンガイド仕様 200g ステンレスガイド仕様 205g

 ●グリップ長 フロントグリップ 120mm リアグリップ 415mm

 ●ガイド TOPリング径10mm 〜 バットリング径30mm  TOP含め6個ガイド

  (バット・・・Kガイド ダブルフット 他・・・Kガイド シングルフット)

 ●リールシート DPS-SD18  (FUJI NEWバックストップ ロックナット付)



 ※ジグウェイトやライン、ドラグの表記は参考とお考えください。条件やファイトの方法などで変わります。

 ※ロッドウェイトは最終プロトロッドの数値です。製品時は若干の誤差がございますのでご了承ください。






 ■PSC 61MR/T(B)−S 解説

 PSC 61MR/T(B)−S は PSC 61MLR/T(B)−S のモアパワー版です。

 PSC 61MLR/T(B)−S よりもロッドパワーが欲しい時によいと思います。


 ロッドパワーが欲しいと感じる時は、ジグのウェイトを上げた時やジグが水深や潮の抵抗に負けた時です。

 ドテラ流しでジグが流れすぎると、ラインがゴムを引張っているようになるので、このようになると

 適正を超えたと考えています。

 このようになったら PSC 61MR/T(B)−S にチェンジしています。

 バーチカルでも同様の考え方でロッドをセレクトしています。

 ドテラ流しの場合、水深40〜70m ジグウェイト 130〜180g が使いやすいと感じることが多いです。

 バーチカルの場合 水深80〜130m ジグウェイト 160〜220g前後が使いやすいと感じます。

 推奨PEラインは2.5〜3号です。NZでのブランクの強度テストの時はPE4号を使っています。

 ロッドの破壊限界の強度が非常に高いので、場合によりPE4号をお使いいただいても問題ございません。

 製品開発協力者様の浅間さんに行っていただいているテストでは、このロッドにPE4号 フロロ20号でした。

 浅間さんは漁で効率性を求められるので、パワーは このM (ミディアム)がベストと感じておられます。





 ■PSC 61MR/T(B)−S 玄界灘 対馬での小西の使用例

   


 2013年6月 玄界灘 対馬で小西が ヒラマサ21kgをキャッチ。

 状況は 水深20〜35mのかけ上がりの30m位でヒット。

 ドテラ流し。 水深が浅かったことと潮が緩かったのでジグをキャストした。

 ジグウェイト140g  ジグのタイプ セミロング  アクションはワンピッチ

 PE3号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 94cm ボトムから4〜5アクションでヒット。

 PSC 61MR/T(B)−S のロッドパワーを十分に感じながら、

 安定して一定のプレッシャーが掛け続けられた。


 玄界灘では PSC 61MR/T(B)−S を 私は20〜30mの水深でも使っています。

 20mよりも浅い場所でも使用してヒラマサをキャッチしています。

 アクションは、リールの巻き主体の小さなしゃくりを行っています。





 ■PSC61MR/T(B)−S 玄界灘 七里ヶ瀬での小西の使用例

   


 2013年6月 玄界灘 七里ヶ瀬で小西が ヒラマサ14kg弱をキャッチ。

 状況は 水深50mでヒット。 ドテラ流し 潮は緩い。

 ジグウェイト140g  ジグのタイプ セミロング  アクションはワンピッチ

 PE3号 ハンドル一回転あたりのリール巻上げ量 94cm ボトムから4〜5アクションでヒット。


 PSC 61MR/T(B)−S は安心してファイト出来て、すぐにヒラマサは浮いてきました。

 大きなヒラマサが多い海域で、ライト感覚で使えて、大型ヒラマサと勝負出来るので

 私の中では、PSC 61MR/T(B)−S は 玄界灘で大変重宝しています。





 ■PSC61MR/T(B)−S 輪島での西尾さんの使用例

 


 2013年4月 輪島沖 ブリ 8〜10kgオーバーがたくさん釣れました。

 (※テスト釣行レポートで9kgと書いている魚は、西尾さんのも小西のも、持って帰られた方が測定したら

  10kgを超えていたそうです)

 状況は 水深50〜70m 風が強いドテラ流しでした。ジグウェイト170g  ジグのタイプ セミロング

 アクションはスイミングアクション


 PSC 61MR/T(B)−S はジグと船の距離が離れてもずっとジグの動きを把握できました。

 船中で一番のヒットでした。





 ■PSC 61MR/T(B)−S 玄界灘 シャローでの小西の使用例

 


 2013年7月 玄界灘

 状況は 水深12mでヒット。

 ドテラ流し 試作セミロングジグ 130〜150g  アクションはワンピッチ


 PSC 61MR/T(B)−S を 水深12〜20mで多用しました。

 小型のヒラマサでしたが、非常にたくさんキャッチ。

 リールの巻き主体のアクションで、ティップ先が5cm位しか動かないアクションです。

 このアクションですと、慣れれば PSC 61MR/T(B)−S を シャローで使うことが可能です。

 (PSC 61MR/T(B)−S をシャローで使う時は、潮の流れが0.8ノット以上は欲しい感はあります。

  潮が緩いとアクションが難しくなりますが、練習でなんとか克服出来ました)




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