写真は新型のパワーファイトベルト(サポートベルトⅡ型)の試験にて (三重沖) ■カーペンターロッドベルト 開発の想い カーペンターロッドベルトは2008年のデビュー以来、GT マグロ ヒラマサのビッグゲームのファイトをサポートしてきました。 何年も掛かって開発を行ったロッドベルトは、ビッグゲームアングラーから 『サポート性がとても高く、ズレないので思い通りにファイトが出来る』 『このロッドベルトなしにファイト出来ない』 と絶賛をいただいております。 このロッドベルトの開発にはたいへん大きな思いがありました。今でこそ、自分自身、普通に大型魚を釣り上げることが出来るようになりましたが、当時、ビッグゲームの釣りに於いて、どう練習しても上手くいかなかったのがファイトでした。非常に悔しい思いをしてきました。その悔しさをバネに、ファイトの時、ロッドを機能させる為の体の動かし方を研究し、その体の動きを生かす為に、ロッドベルトをどのような形状にすればよいのかを5~6年試行錯誤し、このロッドベルトを2008年に完成させました。このロッドベルトを手にしてから “水を得た魚” のようにファイトがどんどん自分の思うように出来るようになっていきました。竿を機能させたいがロッドエンドがズレてファイトが思うように出来ないということが全くなくなりました。これなしに自身が納得出来るファイトはあり得ません。カーペンターロッドベルトをお使いいただきましたビッグゲームアングラーの方々からの『サポート性がとても高く、ズレないので思い通りにファイトが出来る』 『このロッドベルトなしにファイト出来ない』 のお言葉は、私自身も強烈に感じている言葉でもあります。 使い方に難しい技術はいりません。使っていただければ、なぜこのロッドベルトなのかが分かっていただけると思います。 ■ロッドベルト本体 説明不要のロングセラー。素晴らしいホールド性があります。納得のファイトで大物をキャッチ出来ます。樹脂部とパッド部の結合は大変難しく、たいへん手間の掛かる独自の方法で組まれています。 ※ロッドベルト本体は『サポートベルトⅡ型』 も『ノーマルベルト』も共通で使えます。ロッドベルト本体が1個あれば、『サポートベルトⅡ型』 『ノーマルベルト』を付け替えることで2タイプの使い方が出来ます。『ロッドベルト本体』 『サポートベルトⅡ型』 『ノーマルベルト』は全てバラ売りです。ご自分の使い道に合わせて組み合わせてください。 ロッドベルト本体の表 ロッドベルト本体の裏 適度にクッション性を持ったパッドです。 ■新開発のサポートベルトⅡ型 ●サポートベルトⅡ型 特徴 『サポートベルトⅡ型』は大変好評をいただきました 『カーペンター サポートベルト初代型』のホールド性をもっと上げ、背中から腰、太腿の大きな筋肉を竿の復元に使えるように設計しました。大型魚とのファイトは手だけに頼ったファイトでは、すぐに握力の低下を起こします。体の中で特に筋肉の量が多い、背中から腰、太腿の大きな筋肉の力を、ファイト時のリフト力に使うことで握力の低下を防ぎ、マグロなど大型魚との長時間ファイトを優位に展開出来るようになります。サポートベルトの本体は、体に優しく添うように素材と縫製の方法に拘っています。サポートベルトⅡ型もクオリティが高い純国産です。 上の写真はロッドベルト本体とサポートベルトⅡ型の組み合わせ ※写真のロッドベルト本体は別売りになります。 ■サポートベルトⅡ型 組み立て方法 サポートベルトⅡ型は写真にある部品で構成されています。 ●サポートベルト本体 ●サポートベルトの本体を留めるメインのベルト(このベルトが短い場合は別売りのロングベルトをお求めください) ●ロッドベルト本体を接続するベルト(2本) ※上記の部品のバラ売りは行っておりません。 上の写真はサポートベルトⅡ型のパーツです。これをご自身で組み立ててからご使用いただきます。下の写真が組み立て後です。 別売りのロングベルト ●組み立て方法は動画が分かりやすいと判断し、YouTubeへ動画をアップしました。下のURLをクリックして動画をご覧ください。 ※バックルは前には装着しないでください。機能を損なうばかりか、ロッドベルト本体のパッドが凹み破損します。 組み立て方の動画 https://youtu.be/dJnFvfpKj3w ■ご覧ください! ※サポートベルトⅡ型のバックル部分の留め方ですが、下の写真のAの部品を使わずに留める事も出来ます。その場合、Bの部品に通すベルトをバックルのオス側の右の穴へ下から通します。次に左の穴へ上から通します。これで固定が出来ます。ベルトの緩みが気になる場合はAの部品を使う留め方がよいです。緩みが気にならないなら、すっきりとコンパクトに止まるAの部品を使わない留め方がよいと思います。ちなみに私はAの部品を使わない留め方です。 Aの部品を使った状態 Aの部品を使わずにBのみで留めた状態 (スッキリとコンパクトです) ■サポートベルトⅡ型 装着方法 下記の説明は、サポートベルトⅡ型の体への装着方法です。 組み立てたサポートベルトⅡ型を、バックルを前にしてから、足に通します。 腰の装着位置まで上げます。 サポートベルトⅡ型が骨盤で止まるようにベルトを調整します。 調整されたベルト サポートベルトⅡ型を回してバックル部分を体の後ろへ持っていきます。前には突起物が無くなり、スッキリした状態になります。 サポートベルトⅡ型を横から見た状態 ■ノーマルベルト ノーマルベルトはたいへんコンパクトで持ち運びが楽です。遠征釣りの荷物が多い時に重宝しています。私はGT遠征時や飛行機で現地へ行くヒラマサ釣りにノーマルベルトを使うことが多いです。ノーマルベルトはシンプルに見えますが、オプションの補助パッドと組み合わせると、よい感じにロッドベルト本体をホールドします。 ノーマルベルトは写真にある部品で構成されています。 ロッドベルト本体への取り付けは、上の写真をご覧ください。 ※写真のロッドベルト本体は別売りになります。 ■ノーマルベルトの補助パッド ノーマルベルトに付ける補助パッドです。ノーマルベルト単体で使うよりもノーマルベルトに補助パッドをつけて使うと激変します。私はこれを必ず使います。 補助パッド外面 装着はマジックテープが付いた輪にノーマルベルトを通します。 補助パッド内側 背中に当たる面です。適度なクッション性があります。 補助パッドを装着したノーマルベルト ■販売 ●サポートベルトⅡ型はカーペンターから販売を行っております。カーペンター取扱店様からのご購入も可能です。 ●ノーマルベルト、補助パッド、ロッドベルト本体はカーペンター取扱店様からのご購入となります。カーペンター取扱店様へお問い合わせください。 ●2022年2月現在、ロッドベルトなどに使われております樹脂パーツがたいへん高騰しています。価格は仕入れ原価に応じて価格の変動がございます。 |