(『KLL Model 027』 で上がったGT48kg)


■KLL Model 027C


販売 2017年11月~

全長  210mm (後部、金属部品除く)

重量 typeⅠ= 約238g~263g

重量 typeⅡ= 約241g~265g

タイプ:シンキング

適合フック重量 (1個あたり) 約 11g

適合スプリットリング  カーペンターSR 250lb





■KLL Model 027Cの特徴


『KLL Model 027C』 は表層に浮かないGTを釣るルアーとして

パンドラ ゼウスとは異なる動きでGTを食わせるルアーとして

誕生しました。『KLL Model 027C』 はテストでもたいへん良好でした。

『KLL Model 027C』 の形状はあえて ”真円型” です

外乱入力が起こっても影響を受けずに受け流す為の形状です。




(トカラ列島で『KLL Model 027』 でGT キャッチ)





■KLL Model 027Cが有効な条件


『KLL Model 027C』 が効果を発揮する状況は

GTが水面のルアーに反応が無い時です。

『KLL Model 027C』 は トップウォータープラグに

反応が無い時に中層やボトムを探るルアーです。


●下記の状況の時に 『KLL Model 027C』 は威力を発揮します。


1、潮が流れている (2~2.5ノットが私は好き)

2、とても緩やかな順風、又は、とても緩やかな逆風



逆の言い方をすると、潮が無い時、又は潮が緩すぎる時は

『KLL Model 027C』 が状況に合っていないので使いません。

風が強過ぎる時も基本的に使いません。

判断の方法は 『KLL Model 027C』 を実際に使い、

アクションが上手く付かなければ、条件に合っていないと

判断します。

GTが高速スピードのルアーへの反応が良くない時も

勿論、使いません。




(潮2ノット位、風はとても緩い順風の条件でGTキャッチ)





■KLL Model 027Cが能力を発揮する道具


『KLL Model 027C』 を操作するのに好きな道具は

SLP(シーレパード) 80/33 に 

ハンドル一回転当たり130~135cm巻けるリールが好きです。

『KLL Model 027C』 を操作しやすいロッドは、

アクション時に適度にたわんで曲がるロッドが

アクションが付けやすいです。




(『KLL Model 027』 で沖縄でGT キャッチ)





■KLL Model 027Cのアクション


『KLL Model 027C』 の基本的なアクションは

”高速スピードのダートアクション” です。

ルアー操作は、ワンピッチ ジャークです。

ジギングのアクションと同様です。

ルアーのスピードやダートの長さ、幅は

その時々で有効なアクションは変わりますので、

アングラーが反応するアクションを探します。


●ルアー操作の難易度


『KLL Model 027C』 は有効なアクションが分かれば

操作は簡単だと思います。

しかし、根本的に間違ったアクションでは

GTは釣れないと思います。

また、上記に書きました ”威力を発揮する条件” も

重ね重ねご確認下さい。

『KLL Model 027C』 の動きの肝は、

”繋がりに乱れが無いダートアクション” が

出来ているか、どうかです。

マスター出来れば、簡単だと思います。




(巻き主体のワンピッチ アクションでヒットしたGT)





■色々な魚が釣れる KLL Model 027C


『KLL Model 027C』 はGTをはじめ、

色々なターゲットに有効です。

表層回遊魚から根魚まで色々な魚のヒットがあります。




(サワラ スマガツオ 本ガツオ アカジン アオチビキ 等など釣れています)





■KLL Model 027Cは2タイプ


『KLL Model 027C』 は2つのタイプがあります。

『typeⅠ』 『typeⅡ』 です。

両者の違いは、バランスです。

これにより動きが異なります。

『typeⅠ』 は 『typeⅡ』 よりダートが長い事が特徴です。

状況により、どちらのタイプがその状況に合うかを探します。


『typeⅠ』





『typeⅡ』




●ご確認下さい!


※『typeⅠ』 の後部のワイヤーの巻き方が通常とは異なります。

これにより負荷が掛かる(ヒット後) ワイヤーが伸びることが

あります。構造上、起こります。


※『KLL Model 027C』 は重量にばらつきがあります。

重量は250g前後になっています。


※『KLL Model 027C』 の自重は250g前後ありますが

高比重なので少ないスイングパワーでルアーはキャスト出来ます。

重いルアーなのでキャスティング時は周りにご注意ください。





■KLL Model 027Cのカラー


海の潮色や光の量により効果的なカラーがあると

考えています。

今回は、効果があると考えるカラー4色を作りました。

どれもいい感じで釣れています。


●赤金





●グルクン





●スモークブラック





●ホワイト








■タングステン内臓 KLL Model 027C


『KLL Model 027C』と 『KLL Model 027A』 の違いですが、

『KLL Model 027A』 は2017年11月にリリースされました。

『KLL Model 027A』 の内臓オモリは全て鉛です。


『KLL Model 027C』 は内臓オモリのメインになる部分は鉛ですが

別部分の内臓オモリに成型タングステンを使用しております。

『KLL Model 027C』 は成型タングステンと鉛の

ハイブリッドとなっています。


『KLL Model 027C』と 『KLL Model 027A』 共に

バランスは同様の物です。





■KLL Model 027Cだけでは対応が出来ない


状況に合わせて使えば、よく釣れている 『KLL Model 027C』 ですが、

これだけでは色々ある条件をカバー出来ません。

今、開発中の ”緩潮” ”爆風” ”風潮逆” の条件に

対応出来る試作も順調に進んでいます!

使い分けると、釣果も上がりますし、楽しい釣りが展開出来ます!

ご期待下さい!!




(潮風が真逆で超高速引きが出来る新型シンキングルアー プロトにてGT)




(緩潮~1.5ノット位で反応良好な新型シンキングルアー プロトでGT キャッチ)