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長期に渡り、テストを繰り返してきた ライトパワーのベイトジギングロッドが
デビューします。
名前は 『オーシャン ポラリス』 と 『ブラック パンサー』 です。
2シリーズです。
製品ブランドは、カーペンターからです。
特徴は下記をご覧下さい。
■シリーズ構成
@ オーシャン ポラリス シリーズ (特徴 = 万能 多用途)
A ブラック パンサー シリーズ (特徴 = 強靭 かつ 柔軟)
■シリーズ概略
@ Ocean Polaris (オーシャン ポラリス)
オーシャン ポラリス シリーズの特徴は 『万能 多用途』 です。
タチウオ タイ 青物 サワラ 根魚等々の幅広い対象魚をターゲットに、
近海ジギングで遭遇する色々な条件 状況を広くカバー出来ることを目指して作りました。
英語でオーシャンは大海 ポラリスは北極星を意味します。
北極星は昔、航海の道しるべとして使われてきた星です。
カーペンター オーシャン ポラリスを
”大海の道しるべ” としてご愛用いただけましたら幸いです。
A Black Panther (ブラック パンサー)
ブラック パンサー シリーズの特徴は 『強靭 かつ 柔軟』 です。
タチウオ タイ 青物 サワラ 根魚等々の幅広い対象魚をターゲットに、
8〜10kgクラスのブリも安心感を持ってファイトが出来ることを目指して作りました。
また、粘りを持った曲がりから発生するアクションは、食い渋っている魚に
スイッチを入れやすいアクションが出ます。
ロッドの特徴であります ”強靭 かつ 柔軟” なイメージが黒豹が獲物を狙い、捕らえる
イメージと似ていると感じて、黒豹 (ブラック パンサー) と名付けました。
■シリーズ説明
@ Ocean Polaris (オーシャン ポラリス)
オーシャン ポラリスは近海ジギングの色々な条件、状況を
広くカバー出来ることを目指してアクションの設定を行いました。
近海ジギングのターゲットである
タチウオ タイ 青物 サワラ 根魚等々と色々な魚種に対応します。
水深もワイドにカバーが出来るようになっています。
ジグの使用ウェイトも広い重さをカバー出来る調子にしています。
ジグアクション時のロッドの稼働部は、ティップ 〜 ベリーにかけてです。
深場で使えて、浅場や低負荷時にもジグのアクションがやりやすいロッドの調子を
度重なる実験で見つけました。このロッドにはそれを採用しています。
ティップ〜ベリーが緩やかな反発力を持った状態で曲がります。
小気味良くジグをリズミカルにアクションさせられます。
適正なアクション負荷の範囲ですと自分の思い通りに上手くジグを
動かすことができます。
このロッドの適正ジグの範囲は、130−170g位だと私は感じます。
リールのハンドル一回転あたりの巻上げ量に於きましても
ローギア 〜 ハイギア と広くカバーが出来るロッドアクションに
しています。
※条件によってリールのハンドル一回転あたりの巻上げ量は変えたほうが
より良いと考えています。
魚とのファイトですが、タチウオが掛かった時はしなやかなファイトが出来て、
青物が掛かった時には安心感のあるファイトが出来ます。
このロッドのコンセプトである ”万能 多用途” を目指すことは
”ジグの操作性” ”感度や繊細さ” ”ファイト” を高い次元で
バランスさせることです。
これを目指して何度も調子を作り直して、たどり着きました。
大型魚が掛かっても負荷に応じて、きちんとロッド角を操作してくだされば、
ロッドはきちんと対応します。
『ティップ 〜 ベリーがしなやかに曲がり、その曲がりの中にジグをナチュラルに
動かす反発力があるというロッド』 をお探しの方には、
この ”オーシャン ポラリス” のシリーズを気に入っていただけるのではないかと
思っています。
オーシャン ポラリス シリーズは、パワーが異なる2つのパワーの
発売を予定しております。 ※今年は1パワーのみリリース
寸法や部品などの詳細スペックと価格は来月アップをさせていただきます。
A Black Panther (ブラック パンサー)
ブラック パンサー シリーズは、近海ジギングの対象魚である
タチウオ タイ 青物 サワラ 根魚等々を狙うライトパワーのベイトジギングロッドです。
8〜10kgのブリが掛かっても安心感を持って、魚をコントロール出来る性能を持っています。
ベンドカーブは、ティップ〜バットまで綺麗な弧を描いて曲がっていきます。
”高い負荷が掛かった時でも常に安心感がある” ファイトが出来ます。
ジグアクション時のロッドの稼働部は、ティップ 〜 ベリー 〜 バット上部あたりの
広いセクションです。速いピッチからロッドの戻りがゆったりしたピッチまで
対応出来ます。
このロッドでのご使用時の注意点ですが、ロッドのパワーに対して、水深が浅い、
潮がスカスカで抵抗が無さ過ぎる場合は、ジグアクションにおいて、
ロッドの稼働域を十分機能させられないのでジグが動きません。
これを意識していただき、条件に適応した範囲でのご使用をお願いします。
このロッドが持つ特徴である ”粘りのある曲がり” から生み出されるジグアクションは、
食い渋っている魚に効果を認めます。
魚種問わず、よくヒットするアクションが出ていると感じます。
ブラック パンサー シリーズでの魚とのファイトですが 『このライトパワーのロッドで
ここまでパワーが掛けられるのか・・・』 と驚きと喜びに包まれます。
ロッドは硬くはありません。とてもしなやかで柔軟です。
”柔軟な筋肉” と例えられると思います。
ロッド全体を使ったファイトをすることをイメージしてお使いいただきますと
上手くファイトが出来ると思います。
アングラーが主導権を持った 『自分の操作で上手く釣り上げた』
と感じる楽しいロッドです。
ブラック パンサー シリーズは繊細なティップという部分は感じられないロッドです。
ジグアクション時のロッドの稼働部は、ティップ 〜 ベリー 〜 バット上部あたりの
広いセクションです。
ティップからベリーセクションの繊細なロッドをお求めの場合は
オーシャン ポラリス シリーズが良いかと思います。
また、水深が浅い所を主体に釣りをされる場合も
オーシャン ポラリス シリーズが良いと思います。
ブラック パンサー シリーズは、市販品に比較するロッドが無いほど
特徴的なオリジナル性に富んだ物になっています。
ブラック パンサー シリーズはパワーが異なる2つのパワーの
発売を予定しております。※今年、2パワーをリリース
寸法や部品などの詳細スペックと価格は来月アップをさせていただきます。
■どことも違う物です
『オーシャン ポラリス』 『ブラック パンサー』 共に スロージギングロッドや
ライトジギングロッドとは全く異なる物です。
現場(釣り場) と テスト船での度重なる実験から編み出した
独自の調子を持ったロッドです。
『現行品で満足する物がない』 と感じておられる方がおられましたら、
是非一度、『オーシャン ポラリス』 『ブラック パンサー』 をお試しいただきたいと
思います。もしかするとお探しだったロッドが、見つかるかもしれません。
■ガイドの素材 ステンレス or チタン
『オーシャン ポラリス』 『ブラック パンサー』 共に ガイドは
ステンレス と チタン を製作します。
以前からも述べておりますが 『ステンレス と チタン どちらが良いとの判断は出来ない』
と考えております。
ご存知の方は多いと思いますが。ステンレスのガイド と チタンのガイドでは、
ロッドのアクションが大きく変わります。
原因は 『ガイドの重量と硬度が異なること』 と考えられます。
チタンのガイドは、ロッドが硬くなります。(反発が出る)
ステンレスのガイドは軟らかくなります。(よく曲がる)
ステンレス と チタン どちらが良いのか?
私の答えは 『使用条件で適正と感じるガイドの種類が変わる』 というのが
答えです。どちらが良いかは条件で変わります。
また、ブランクに対しての適正があります。
例えば BLC86/10 MS(マイクロスナイパー) にステンレスのガイドを
付けると、ロッドがたわみ過ぎて良くありません。それが理由で
BLC86/10 MS(マイクロスナイパー) は標準装備がチタンガイドになっており、
ステンレスのガイドの物はありません。
また逆に、GTロッド BIG TUNAロッドにチタンのガイドを付けるとロッドが曲がらなくなり、
ルアーの重みが竿に上手く乗りません。結果、投げにくい竿になります。
GTロッド BIG TUNAロッドにサイズ的に適合するチタンのガイドがありますが、
実験の結果、適正ではないとの判断から使用はしておりません。
チタン = 高級 というイメージはありますが、
チタン = 最高 だとは思いません。
ブランクの重量やパワーや調子で、チタンが良かったり、ステンレスが良かったり、
また、使用条件で、チタンが良かったり、ステンレスが良かったりすると思います。
トルザイトのリングに関しても同様の考えです。
『軽ければよい』 ということが正解でないことは、テストをすれば分かります。
総合的なバランス(トータルバランス)が重要だと考えます。
好みの問題もありますので、選択に対しての断言は出来ませんが、
今回、リリースする 『オーシャン ポラリス』 『ブラック パンサー』 に関しては
チタンにこだわる必要は、現場で使っていて感じません。
特に、ジグのフォールを使用することが多い場合(特にタチウオなど) は
ロッドが曲がりやすくなるステンレスのガイドが良い状況が多いと感じます。
ジグの上げのアクションで機敏なアクションを付けたい場合や
水深が深く負荷が掛かる状況なら、チタンのガイドがアクションがしやすいです。
好みもありますので、どちらが良いのかは断言が出来ません
素材の性質上、ステンレスは錆びやすいです。チタンは錆び難いです。
それらも選択肢としての判断にされる方もおられると思います。
使用条件など色々な事を総合して、ステンレス か チタン かの
選択をお願いします。
■受注と完成予定
2017年 2〜3月に受注を行わせていただき、初回の完成は2018年の春〜夏頃です。
受注が多い場合は、2回目の製作、3回目の製作となります。
その場合、2回目の製作、3回目の製作の物の納期は現在では予想が立ちません。
分かり次第、HPでお知らせをさせていいただきます。
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