幻影 (Genei)

幻影はγ、舞姫で操作が難しい ”ピッチの短い立った波” の状況で、適正な深度で泳ぎ、アピール力とナチュラルさを兼ねた動きで狡猾なターゲットを誘います。舞姫、γでは ”ピッチの短い立った波” でルアーをうまく動かすことが出来ない状況で、かつ、BF(ブルーフィッシュ) の動きではなく、舞姫、γ系の動きに魚が反応をしている時に、幻影の出番になります。舞姫、γの性質を持たせつつ、舞姫、γより波に強いルアー(ピッチの短い立った波の状況で操作しやすい)が幻影になります。

幻影、γ、舞姫のルアーのアクションの違いでも魚の反応は変わりますので『波の状況』 『ルアーのアクションの違いによる対象魚の反応の違い』 も考慮してルアーセレクトを行います。

■幻影

販売 2014年~ (KLL販売時期を含む)
略名 GE
KLL Model Name: KLL 011A(幻影120)
KLL Model Name: KLL 040A(幻影60-180)

※仕様は改良により予告無く変更することがあります。



■幻影 仕様一覧

幻影60-180 / 180mm / 約 60g / F

幻影120-220 / 225mm / 約 118g / F

※全長 重量 比重について

※全長は後部の金属部分を含めておりません。また、設計上は基本になっている数字がございますが、表示はきりが良い数字にしております。

※重量も同じく、設計上はきちんとした数字が基本にありますが、フックは付けていない重量を基本に、きりが良い数字にしております。

※同じ形状でTypeによって重量が異なるルアーもございます。

※仕様一覧には F フローティング / S シンキング / SP サスペンド と表示があります。SP サスペンド は厳密な水中停止ではありません。



■幻影 適合フック&スプリットリング

幻影60-180 / 約 5g / 150lb

幻影120-220 / 約 11g / 250lb

※重量はフック1個あたり

※スプリットリングは、カーペンター製

※適合フック&スプリットリングは臨機応変に願います。 (上記は設計推奨例)

例)

① 対象魚が大きい → 針やリングを大きくする
② ルアーに浮力を持たせたい → 針やリングを小さくする





ヒラマサ 実測 22.5kg キャッチ

この日は 幻影120 (KLL011A) がダントツのヒットでした。BF(ブルーフィッシュ) とγ(ガンマ)が動く中、ほぼ幻影120 (KLL011A) しかヒットがありませんでした。この魚の後も、この魚を含め5匹の10kgオーバーのヒラマサが幻影120 (KLL011A) でヒットしました。ロッドは PJ80/36 です。この時はルアー深度を微妙にコントロールしたかったので、レスポンスがよいPJ80/36を使いました。





幻影120にいい食い方でヒット





幻影120 ヒラマサ 18.5kg 五島列島

ロッドは、BLC80/40 R-PM SC です。幻影は、舞姫、γよりルアースピードを上げることが出来ます。慣れると 舞姫、γも可能ですが、波のピッチが短い立っている波では幻影の方がやりやすいと思います。





PJ80/36





幻影120 ヒラマサ 16.7kg





ヒラマサ16kg 幻影120に飛び上がってきました!サンマを追っていました。この時のフックは、設計推奨の11gではなく、9gを付けました。幻影の動きに少し味付けしてみました。同時に異なる事を試せないので確信ではありませんが、結果、良かったと思いました。



(メモリアル フィッシュより)



TATSUYA様 幻影120 GT36kg 石垣島 ファースト キャッチ!!

ロッド TBL80/35





田上様より 幻影120 キハダマグロ63kg 三重沖 





岸本様より 幻影120 GT31kg 奄美大島

ロッド F3 711/35





加藤様より 幻影120 ヒラマサ18.5kg 五島列島 自己記録!!

ロッド BLC80/40 R-PM SC





岸本様 幻影120 ブリ21.5kg 玄界灘 自己記録!!

BLC80/40 R-PM SC





根木様 幻影120 ヒラマサ 12.5kg

ロッド BLC80/35 R-PM SC





岡田様 幻影120 GT28kg 沖縄 ファースト キャッチ!!





井田様 幻影120 ヒラマサ14kg 五島列島

ロッド BLC80/35 R-PM SC



■今まで製作したカラー

※カラーは確実に決まったカラーではありません。

色合いやホロシートのデザインを変えることがございます。