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日程 2017年10月30日 〜 11月1日
実釣日 2017年11月1日
場所 富山湾
対象魚 タチウオ
■開発 テスト内容
試作ベイトジギングロッド(ライトパワー) 試作ジグ
台風21号 22号と連続で日本へ来ました。
立山連峰の山頂には雪が見えました。
冷水と泥水が河川から海へ流入して、タチウオがなかなか口を使わない状況でした。
太陽が上がってから、魚が釣れ出しました。
6種類の持ち込んだ試作ジギングロッドを持ち変えながら
一本一本確認をしました。
今年の8月25日のテストで破損した高弾性の試作ジギングロッドの
新しい対策品も確認しました。
新しい対策品の高弾性ジギングロッドは、
河川からの勢いがある淡水の流れ込みによる強烈な2枚潮にも係わらず、
2枚潮に負けることなくアクションが出来ました。
(通常の2枚潮とは若干異なります。河川からの表層流だけが強く、下潮はほとんど動いていません)
新しい対策品の高弾性ジギングロッドの使用感はとてもいい感じでした。
しかし、新しい対策品の高弾性ジギングロッドは釣行の終わり間際で、
合わせで折れてしまいました。4分割に折れました。
フィーリングはとてもいい感じだったので残念です。
”折れやすい” ということが分かったので、また次へ繋がりました。
高弾性ジギングロッドですが、アングラーにとって中毒性があると感じます。
自在にジグが動かせるので、面白すぎて止められない状態です。
このロッドに変えると、ジグを動かしたいように動かせるので魚がよく釣れました。
2枚潮でラインが絶えず引っ張られてるけれど、上手くアクションが出来ました。
高弾性ロッドの弾性による反発力ではなく、パワーのある試作ジギングロッドでパワーでロッドを
反発させてジグが動くかを同条件で試しましたが、パワーのある試作ジギングロッドでは
ジグを動かす反発力が出ませんでした。(ロッドの戻りのスピードが足りないのでジグが失速する。
反発力を出そうと入力を強くするとジグが暴れて制御が難しい)
弾性の高さによる反発力の威力を垣間見ました。
しかし、高弾性ジギングロッドは諸刃の剣であることは間違いがないです。
”折れやすい” です。
開発中の高弾性ジギングロッドは、スロージギングロッドではありません。
スロージギングロッドでは無いジギングロッドで、ここまで弾性を上げた物は、
たぶんこの世に無いと思います。
スロージギングロッドのアクション(調子) ではカバーできない部分を
カバーしてくれます。(詳しくは製品化出来ましたら公開させていただきます)
頭にある理想が形になってくれれば・・・ との願いです。
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