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日程 2017年10月1日 〜 11日
実釣日 2017年10月6日 7日
場所 ケープコッド
対象魚 大西洋クロマグロ
■開発 テスト内容
試作ルアー 試作マグロロッド
![](CIMG1326.jpg)
マグロの試作ロッド 試作ルアーをアメリカ ケープコッド沖でテストをしました。
7日間のチャーターが強風で2日しか出港が出来ませんでした。
この時期は、いつも風が強いようです。
![](C0787.MP4_000404787.jpg)
ナブラの移動が速い上に、単発が多かったので、良いタイミングでルアーの
投入が出来なかったです。
ボイルが終わり、余韻が残った所での誘い出しに出ました。
ルアーはγ140を改造した物です。
ロッドは、柔軟性がある粘り強い8.6フィートの試作ロッです。
ロッドのバット付近のパワーは28LBです。
向かい風でもルアーがよく飛んで、ルアー操作もしやすいです。
このロッドでのファイトはロッドが柔軟で粘る性質からファイトがしやすいです。
28LBですが、非常に柔軟に曲がるので折れに対してたいへん強いです。
ロングロッドはファイトがしんどい傾向にありますが、
50kg前後のマグロに対しては良いロッドだと感じました。
![](CIMG1278.jpg)
前回の沖縄北部沖のGTの時に具合が良かった改造と同じ改造を
施した改造γ140でヒットしました。
![](DSC03745.jpg)
粘り強い8.6フィートのマグロの試作ロッドでキャッチ
ロッドは剛性感もあり、使っていて安心です。
ファイトがしやすかったです。
10分弱で上がってきました。
長さと外周の計算値で55kg位とのことです。
アメリカはマグロのサイズによってリリースしないといけない規則になっており、
長さと外周から重さが分かる計算式が発達しています。
リリースサイズも年によって変わるようです。マグロの個体数が少ない重さのところを増やすように
コントロールしているようです。
この魚は、キープサイズとのことでした。
リリースサイズの見極めに有効です。また、秤が要らないので便利です。
オーストラリアへ行った時はGTを長さと外周から重さを導き出す計算式がありました。
![](CIMG1281.jpg)
マグロの追いかけている餌はサヨリでした。
![](C0812.MP4_000772037.jpg)
SL(シーレパード)80/33 でヒットしました。
ファイト途中から、マグロが船底へ深く入り込んだのですが、
終始ロッドを曲げたファイトが出来ました。
船べりの幅が広いので、かなりファイトが難しくなる感じでしたが
ロッドを立てた状態でもラインが船べりに当たらないように注意してファイトしました。
17分弱で上がってきました。
マグロは推定62〜63kgでした。
SL(シーレパード) には強烈なリフト力はありませんが、素直に曲がる性質は
安定したファイトが出来ます。
攻撃(アングラーがリフトする時) と 防御(アングラーが耐える時) に
SL(シーレパード) は共にバランスが良く、マグロとのファイトもやりやすいです。
![](DSC03790.jpg)
単発ナブラを追いかけていたが、移動が速くてルアーが射程内に入りませんでした。
ナブラ待ちで船を停止させていたところ、近くでサヨリが跳ねたので、
その付近で誘い出しをすると船に近いところでヒットしました。
ルアーは55kgのマグロが釣れた物と同じルアーです。
前回の沖縄北部でのGTで具合が良かったものと同じ改造を施したものです。
ケープコッドで2日間、色々な試作ルアーを投げて魚の反応を実験しましたが、
マグロに見破られたルアーもありました。また、全く反応が無いルアーもあったので、
たぶん、このようなルアーは見破られている可能性があります。
今回、ずっと、この改造ルアーを使っていたら、もう2匹ほどマグロが釣れていたような気がします。
この釣れたルアーに施してある改造が釣れる要因になっている可能性がだんだん高くなってきました。
GTの実験でも同じ結果です。
もっと検証をする必要はありますが、
2日というも短い時間でしたが、得たものは大きいと感じました。
![](CIMG1342.jpg)
2日目は開始から3時間後には濃霧と強風になり、ほとんど釣りが出来ませんでした。
色々試したい実験がありましたが、次回へ持越しです。
ケープ コッドは天気が変わりやすい場所です。
![](CIMG1337.jpg)
マグロルアーの実験でマグロ釣行が増えそうです。
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