CARPENTER 開発テスト


実釣日 2017年6月21日 〜 26日


場所 キリバス共和国 クリスマス島



■開発 テスト内容


試作GTルアー 試作GTロッド 試作BLCロッド








進んできている 試作のGTルアー GTロッド マグロルアー マグロロッドの

テストをクリスマス島で行いました。


今回、マグロは回遊のタイミングと合わなかったようで、

ほぼ居ませんでした。クリスマス島へのマグロの回遊のピークが

2週間くらいらしく、年によってズレがあるので、

予想して回遊のタイミングを当てることは難しい感じです。


GTの条件は、そこそこ、いい感じで全員で130匹弱のGTが

上がりました。


しかし、クリスマス島のGTのアベレージがどんどん下がってきています。

各国からGTフィッシングに訪れる人が増えて、

釣り場が変化してきている感じがしました。








負荷テストに持ち込んだ BLC83/20 R−PM SC (※)


マグロが居なかったので、GT サメを掛けて試しました。


※)BLC83/20 R−PM SC ですが、部品を取り付けての

総レングスが8フィート4インチなので、

以降 名前は 『BLC84/20 R−PM SC』 とします。








改造されたフランスパン Jr.








このロッドでは使わない号数のPEラインを入れて、負荷を掛けています。

バットの曲がりの限界まで、ロッドを曲げ込んで確認をしました。








ルアーはフランスパン Jr.を改造した物を使っています。








BLC84/20 R−PM SC は BLC84/25 R−PM SCの

ライトパワー版です。

繊細なティップが生かせるように、ガイドはチタンガイドがついています。

ロッドのバット域のパワーを上手く使えば、パワーが沸き立ってきます。








このタックルで、たくさんのGTを掛けて負荷テストをしました。

デコボコした珊瑚礁でしたが、根ズレを起こすことなく、

GTは上がってきました。








ルアーは KLL015A−120 (ダムセル120) を

ちょっと改造した物です。








F3 711/35の試作ロッドで良型GTが上がりました。








鮪郎145 カットビでGT








試作ロッドのBLC83/26 の試作ロッドで良型GTが上がりました。

ルアーは鮪郎 カットビ145gです。

鮪郎 カットビのジャークアクションで、全身を見せてルアーを襲いました。

とてもエキサイティングなバイトシーンでした。


試作ロッドの BLC83/26 しなやかで強いです。








ラグーンに立ち込んでGTを狙いました。

ロッドは 小型ルアーがよく飛び、ルアー(ポッパー)の引き負荷に負けない

試作のBLC83/26 を使用しました。








立ち込んで、好きなポイントまで歩いていきます。

引き潮に取り残された色々な魚(大きなフグ ボーンフィッシュ 小型のサメ 等)

がラグーンにいました。








静かなラグーンに、捕食音が響き渡りました。

BCポッパー60gで掛かりました。


ドラグを強く締め込んでのファイトでしたが、試作のBLC83/26 は

スムーズに曲がって、使いやすかったです。










リリースすると元気に泳いでいきました。








舞姫 ディアブロとは、性質が異なる試作ルアーで掛かりました。








試作のダムセル200g 試作ロッド 8フィート38lb


ダムセルの200gもGTが反応をしやすいバランスに整ってきました。

200gもありますが、アクションはとても軽いです。

かつ、GTが反応しやすいアクションになっています。

海外輸出用がメインになるルアーです。








KLLでリリース予定のKLL021Aー160 (BF160g) 

がっぷり食われています。








このタイミングは、BF160gで連続でGTが掛かりました。








夕刻の超シャロー(5〜7m) で、BF120の形状が異なる試作ルアーの

ただ引きで、連続ヒットしました。








BF120の異なる型の試作で釣れたGT








試作の8フィート 38lb

ナチュラル ベントの使いやすいロッドです。








BF140gの形状が異なる試作で大型バラクーダ

帰港後、日干しのバラクーダを測定しましたら、

30.3kgありました。

こんな大きいバラクーダ、ガイドさんも見たことがないと言われていました。








人間より長かったです。








6日間 朝から夕刻まで試作品を試しました。

製品化する為の調べることが進みました。


BLC84/20 R−PM SC が製品として進められそうです。

近海のブリからヒラマサ 極小ベイトを捕食するヨコワ〜20kg位のマグロに

ベストだと思います。

PE3〜4号 キャスティング ルアー ウェイトは、25〜60gをカバーします。

ドラグ負荷は、PE3〜4号のラインですと、ライン強度をブランク強度が

下回ることは無いです。とても強いロッドです。

このロッドがあれば、近海のキャスティングゲームの幅が広がると

思います。

BLCシリーズに、また新たな武器が誕生しました。





釣果の一部と釣行での船の模様







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