CARPENTER 開発テスト


2016年11月26日 27日


丹後沖 ブリ


■開発 テスト内容


試作ジギングロッド 試作ジグ








テスト船で試して調子を作った実験ロッド、試作ジグを

丹後の乗合船でブリで反応を確認しました。








KLL1505A-150g

潮が緩い状況で使いやすいと思います。

カラーはブルー ピンク系の魚をモチーフにした ハナゴイ カラーです。








大昔、遊びで作っていたメタルジグでよく釣れた物がありました。

その型をベースに作った試作ジグで釣れました。

タチウオもよく掛かります。








1510A-150g

アコウが掛かりました。








KLL1505A-150g

ショート ジグですが回転を抑えてあり、左右に短くダートします。

また、潮が効いていなくても、ジグの滞空時間があるので、

そのような状況ではとても使いやすいと思います。

ジグ操作の上げでも下げでも使えます。

今回、餌が小さく(煮干位のカタクチイワシ) 厳しい状況でしたが、

よく掛かりました。








KLL1510A-150g

背中がピンクのカラー ハナダイ カラーです。

このジグは、ジグアクションで効果があるのは、上げのアクションだと

思います。

状況で KLL1505A-150gが良かったり KLL1510A-150gが良かったりといった

感じでした。








KLL1510A-150g

パール ホワイト カラー

色は謎が多い・・・ 








夕刻 試作ロッドで大きな当たりがありました。








KLL1501A-150g ハナゴイ カラー (ブルー ピンク系)


この日は、青物のベイトが小さなカタクチイワシで、どこの船も苦戦していました。

もしかすると、動きがおとなしく、ダートも少なく、ヒラヒラしない KLL1501A-150gが

良いような気がしたので落とすと、一発で食いました。

このジグが良かったのか、たまたまだったのかは検証を続ける必要がありますが、

かなり食いにくい状況で口を使ったので、期待は持てそうです。

船中で一番のブリでした。


KLL1501A-150gは、この形状からすると、大きなダートはしません。

あまりヒラヒラせずに、直線的な動きをします。

このジグは、試作をしている時に、ある条件下では、神が降りてきたのかと思うほど、

これしか当たらないことがありました。

他のジグが沈黙している時に炸裂したことが時々あるので、

製品化の候補の一番にしました。

KLL1501A-150gは、当たり外れが大きく、いつも効くとは感じませんが、

動きがおとなしく、ダートも少なく、ヒラヒラしない時に効く状況で、

一人勝ちみたいなことが起こるかもしれません。








ブリ 実測 9.01kg

KLL1501A-150g ハナゴイ カラー (ブルー ピンク系)








KLLジグ このどこにも無いオリジナルデザインがとても気に入っています。

眺めて楽しんでいます。








PSCのベイトタックルもテストを行いました。

いい感じで出来てきています。

来年には製品化出来ると思います。








色々な性質を持ったロッドが出来てきています。

ジギングは条件により、適正な道具が変わります。

ジギングに於いて、万能な道具は、ロッドの素材の弾性や調子が可変し、

リールのハンドル一回転あたりの巻上げ量が可変しない限り、

将来に渡っても、作ることは無理だと思います。


各々の条件に合う、各々の道具を使い分けることが釣果に繋がると思いますし、

『あ〜でもない。こ〜でもない』 と考えながらの楽しい釣りが

出来ると思います。


カーペンターの道具で釣りたい。釣りをしたいと言って下さる方々へ

楽しい釣りが展開できるように、テストが完了したジギングロッドを

来年からリリースさせていただきます。





釣果の一部と釣行での船の模様

※写真撮影 アルバトロス 今井船長







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