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2016年11月26日 27日
丹後沖 ブリ
■開発 テスト内容
試作ジギングロッド 試作ジグ
![](DSC_0474.jpg)
テスト船で試して調子を作った実験ロッド、試作ジグを
丹後の乗合船でブリで反応を確認しました。
![](DSCN1296.jpg)
KLL1505A-150g
潮が緩い状況で使いやすいと思います。
カラーはブルー ピンク系の魚をモチーフにした ハナゴイ カラーです。
![](DSCN1297.jpg)
大昔、遊びで作っていたメタルジグでよく釣れた物がありました。
その型をベースに作った試作ジグで釣れました。
タチウオもよく掛かります。
![](DSCN1301.jpg)
1510A-150g
アコウが掛かりました。
![](DSCN1302.jpg)
KLL1505A-150g
ショート ジグですが回転を抑えてあり、左右に短くダートします。
また、潮が効いていなくても、ジグの滞空時間があるので、
そのような状況ではとても使いやすいと思います。
ジグ操作の上げでも下げでも使えます。
今回、餌が小さく(煮干位のカタクチイワシ) 厳しい状況でしたが、
よく掛かりました。
![](DSCN1314.jpg)
KLL1510A-150g
背中がピンクのカラー ハナダイ カラーです。
このジグは、ジグアクションで効果があるのは、上げのアクションだと
思います。
状況で KLL1505A-150gが良かったり KLL1510A-150gが良かったりといった
感じでした。
![](DSCN1315.jpg)
KLL1510A-150g
パール ホワイト カラー
色は謎が多い・・・
![](image1.jpg)
夕刻 試作ロッドで大きな当たりがありました。
![](DSCN1311.jpg)
KLL1501A-150g ハナゴイ カラー (ブルー ピンク系)
この日は、青物のベイトが小さなカタクチイワシで、どこの船も苦戦していました。
もしかすると、動きがおとなしく、ダートも少なく、ヒラヒラしない KLL1501A-150gが
良いような気がしたので落とすと、一発で食いました。
このジグが良かったのか、たまたまだったのかは検証を続ける必要がありますが、
かなり食いにくい状況で口を使ったので、期待は持てそうです。
船中で一番のブリでした。
KLL1501A-150gは、この形状からすると、大きなダートはしません。
あまりヒラヒラせずに、直線的な動きをします。
このジグは、試作をしている時に、ある条件下では、神が降りてきたのかと思うほど、
これしか当たらないことがありました。
他のジグが沈黙している時に炸裂したことが時々あるので、
製品化の候補の一番にしました。
KLL1501A-150gは、当たり外れが大きく、いつも効くとは感じませんが、
動きがおとなしく、ダートも少なく、ヒラヒラしない時に効く状況で、
一人勝ちみたいなことが起こるかもしれません。
![](DSC_1166.jpg)
ブリ 実測 9.01kg
KLL1501A-150g ハナゴイ カラー (ブルー ピンク系)
![](DSCN1313.jpg)
KLLジグ このどこにも無いオリジナルデザインがとても気に入っています。
眺めて楽しんでいます。
![](DSCN1318.jpg)
PSCのベイトタックルもテストを行いました。
いい感じで出来てきています。
来年には製品化出来ると思います。
![](1480315581933.jpg)
色々な性質を持ったロッドが出来てきています。
ジギングは条件により、適正な道具が変わります。
ジギングに於いて、万能な道具は、ロッドの素材の弾性や調子が可変し、
リールのハンドル一回転あたりの巻上げ量が可変しない限り、
将来に渡っても、作ることは無理だと思います。
各々の条件に合う、各々の道具を使い分けることが釣果に繋がると思いますし、
『あ〜でもない。こ〜でもない』 と考えながらの楽しい釣りが
出来ると思います。
カーペンターの道具で釣りたい。釣りをしたいと言って下さる方々へ
楽しい釣りが展開できるように、テストが完了したジギングロッドを
来年からリリースさせていただきます。
釣果の一部と釣行での船の模様
※写真撮影 アルバトロス 今井船長
Copyright (c) Carpenter All Rights Reserved.
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