カーペンター 開発 テスト



 
●タチウオ

 ●愛媛県 瀬戸内海

 ●2016年1月21日



 愛媛県 瀬戸内海で開発 製品テストを行いました。

 タチウオで持ち込んだ試作品を試しました。

 黒岩フィッシングさんにお世話になりました。


 テスト船で調整した試作ジグを試しました。


 主に平型とややラウンド型の左右対象型と左右非対称型です。

 3年で100種類以上 (同じ型のパターン違いを含む)の

 試作ジグを作りました。


 用途別に使えるジグも出来てきています。

 条件を合わせて使えば、普通に釣れますが、

 この試作ジグ達・・・ 他と比べて、優れているとも思わないし、

 劣っているとも思わない・・・

 普通に釣れるといった印象です。


 ジギングは、アングラーのルアー操作とジグ以外の

 他の道具の要素が、釣果に占める割合が大きいと感じます。

 色々なテストや状況を見ての判断ですが

 釣果がメタルジグのみでは

 成り立っていないと思えることが多いです。


 メタルジグは簡単に作れてしまいます。

 しかし ”特別な物” を作ることがとても難しいと感じています。

 基本を学んだ後は、頭をひねって独自性のある何かを

 作りたい。

 
 

 写真の試作ジグの中に

 左右非対称の左右差が大きな試作ジグが幾つかあります。

 この試作ジグは、ジャーク後の落下で

 規則的な落ち方をするので、

 アングラーが操作の感覚を掴みやすいです。

 今回、この試作ジグでタチウオの食いが立たない時間帯に、

 よく食いました。

 その後の比較的食いが立っている時間帯は

 ワンピッチに軍配がありました。

 状況に応じて適正な物があると感じました。


 ”数を釣る事に適している釣り方” と 

 ”型を狙う事に適している釣り方” もあると感じます。

 それに適した道具とアクションがおぼろげに見えてきました。

 

 途中からフォールでのバイトが増えました。

 ここでのフォールとは狙いの水深までジグを落としている最中に

 タチウオがジグを食べることを指します。

 船中で落下スピードの速いジグ(タングステンジグ)の方が

 フォールでよく当っていたので、今回持ち込んだ試作の

 スピニングタックルを試しました。

 ジグの落下スピードが速いスピニングタックルでのフォールで

 タチウオがよく当りました。

 一般的にユラユラ落ちるフォールが良いと

 昔は思われていましたが、

 スピードが速いフォールがターゲットのスイッチを入れる事も

 条件により多々あります。

 タチウオにはあまり使われないスピニングタックルですが、

 このような条件では利点があると思います。

  


 釣果の一部や釣行での船の模様





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