カーペンター 開発 テスト



 
●ヒラマサ

 ●福岡県 玄界灘 七里ヶ曽根

 ●2016年1月2日 〜 4日



 玄界灘 七里ヶ曽根で開発 製品テストを行いました。

 マグロのイカナブラ ブリジギングで持ち込んだ試作品を試しました。

 呼子のサンライズさんにお世話になりました。


 ■カーペンター 開発 製品テスト

 テストで使用した カーペンター製品の製作コンセプトや

 有効な使い方を説明させていただきます。


 ●BF100 NEWタイプ


 暫く前にも説明をさせていただいたことがありますが、

 写真は ”ブルーフィッシュ100のタイプが異なる物” です。

 既存のBF100はヒラマサが捕食をするベイトが

 イカが関係している時に良い結果が出ています。

 (イカ、魚の混合ベイトも含む)


 写真のタイプのBF100は特に魚を追い回すヒラマサに

 有効なアクションが出るように作られています。

 魚とは、シイラ、カマス、ダツ、サゴシなどです。

 シーズンでいうと、秋によく遭遇する状況です。


 ヒラマサの捕食しているベイトの違いで、

 ヒラマサが好むアクションが異なる事が分かっています。

 このタイプが異なるBF(ブルーフィッシュ)を使い分ける事で

 釣果を伸ばすことが出来ると思います。


 今回の釣行で、写真のルアーでブリが釣れました。

 テストを行っていないので、断言は出来ませんが、

 今までの経験からブリでもヒラマサ同様、

 上記の傾向があると思います。


 ”既存のBF” と ”タイプが異なるBF” の見分け方ですが、

 タイプが異なる物は、ルアーのお腹に ”魚のマーク” が

 入ります。

  

 ●玄界灘のジギングとPSCジギングロッド


 大型ブリ、ヒラマサが多い玄界灘の水深40〜100m位を

 攻略するのに、PSCジギングロッドはブランクの耐久性が

 非常に高く、いつ掛かるか分からない大型魚にも

 余裕の対応力を持っています。


 今回の七里ヶ曽根ですが、正月前後はブリの食いが

 下がっていて、ほとんど釣れていない状況でしたが、

 渋い条件にしては、船中、たくさんのブリ ヒラマサが釣れました。


 PSCジギングロッドの61MR 61MLR 61MLRSと

 それよりもライトのPSCの試作が活躍してくれました。

 渋いながら、多くのキャッチが得られたと田代船長も

 言って下さっていました。


 大型魚に、ずば抜けた対応力がある PSCシリーズだからこそ、

 大型魚の多い、玄界灘で真価を発揮してくれると思います。


 カーペンター製品として、リリースまで非常に

 時間が掛かる(2〜3年)と思いますが、

 現在、PSCシリーズのライトモデルの開発も進めています。

 
 

 ●KLL002B

 写真はイカを固めて食い上げる七里ヶ瀬のクロマグロを

 攻略する為に作られたルアー ”KLL002B” です。

 2014年〜2015年に行った七里ヶ曽根でのテストで、

 この試作が炸裂しました。


 ”イカの被せ物” とは異なる視点でのアプローチを

 可能にしました。

 ”KLL002B”の一番の特徴は、キャスティングでの

 ストレスがありません。

 よく飛びます。

 マグロを誘うアクションについては ”KLL002B” は

 着水時にもマグロを誘うアクションが出ます。

 ”ほっとけメソッド” そして ショート〜ミドルジャークでの

 誘いまで全てでマグロを誘うアクション(見破られにくい)

 が出るように作りました。


 現在、七里ヶ曽根のイカナブラで ”KLL002B” で

 多くのマグロがキャッチされている情報をいただいております。

 ヒット率も高いとの事です。


 ”KLL002B” のサイズは200mmです。

 イカナブラ攻略のルアーサイズの中心は、

 200mmで良いと考えていますが、

 条件などでルアーサイズによる食いの違いが

 あるかもしれないので、

 このサイズの前後のサイズを作る計画をしています。

 
  


 釣果や釣行での船の模様





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