■カーペンター 開発 製品テスト
テストで使用した カーペンター製品の製作コンセプトや
有効な使い方を説明させていただきます。
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●BF100 NEWタイプ
暫く前にも説明をさせていただいたことがありますが、
写真は ”ブルーフィッシュ100のタイプが異なる物” です。
既存のBF100はヒラマサが捕食をするベイトが
イカが関係している時に良い結果が出ています。
(イカ、魚の混合ベイトも含む)
写真のタイプのBF100は特に魚を追い回すヒラマサに
有効なアクションが出るように作られています。
魚とは、シイラ、カマス、ダツ、サゴシなどです。
シーズンでいうと、秋によく遭遇する状況です。
ヒラマサの捕食しているベイトの違いで、
ヒラマサが好むアクションが異なる事が分かっています。
このタイプが異なるBF(ブルーフィッシュ)を使い分ける事で
釣果を伸ばすことが出来ると思います。
今回の釣行で、写真のルアーでブリが釣れました。
テストを行っていないので、断言は出来ませんが、
今までの経験からブリでもヒラマサ同様、
上記の傾向があると思います。
”既存のBF” と ”タイプが異なるBF” の見分け方ですが、
タイプが異なる物は、ルアーのお腹に ”魚のマーク” が
入ります。
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●玄界灘のジギングとPSCジギングロッド
大型ブリ、ヒラマサが多い玄界灘の水深40〜100m位を
攻略するのに、PSCジギングロッドはブランクの耐久性が
非常に高く、いつ掛かるか分からない大型魚にも
余裕の対応力を持っています。
今回の七里ヶ曽根ですが、正月前後はブリの食いが
下がっていて、ほとんど釣れていない状況でしたが、
渋い条件にしては、船中、たくさんのブリ ヒラマサが釣れました。
PSCジギングロッドの61MR 61MLR 61MLRSと
それよりもライトのPSCの試作が活躍してくれました。
渋いながら、多くのキャッチが得られたと田代船長も
言って下さっていました。
大型魚に、ずば抜けた対応力がある PSCシリーズだからこそ、
大型魚の多い、玄界灘で真価を発揮してくれると思います。
カーペンター製品として、リリースまで非常に
時間が掛かる(2〜3年)と思いますが、
現在、PSCシリーズのライトモデルの開発も進めています。
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●KLL002B
写真はイカを固めて食い上げる七里ヶ瀬のクロマグロを
攻略する為に作られたルアー ”KLL002B” です。
2014年〜2015年に行った七里ヶ曽根でのテストで、
この試作が炸裂しました。
”イカの被せ物” とは異なる視点でのアプローチを
可能にしました。
”KLL002B”の一番の特徴は、キャスティングでの
ストレスがありません。
よく飛びます。
マグロを誘うアクションについては ”KLL002B” は
着水時にもマグロを誘うアクションが出ます。
”ほっとけメソッド” そして ショート〜ミドルジャークでの
誘いまで全てでマグロを誘うアクション(見破られにくい)
が出るように作りました。
現在、七里ヶ曽根のイカナブラで ”KLL002B” で
多くのマグロがキャッチされている情報をいただいております。
ヒット率も高いとの事です。
”KLL002B” のサイズは200mmです。
イカナブラ攻略のルアーサイズの中心は、
200mmで良いと考えていますが、
条件などでルアーサイズによる食いの違いが
あるかもしれないので、
このサイズの前後のサイズを作る計画をしています。
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