New Carpenter Jigging Rod PSC series −Power with sensitive control− |
|||||||||||
■New カーペンタージギングロッド デビュー 2年に及ぶ製品開発で遂に カーペンタージギングロッドが完成しました。 ジギングフィールドで製品開発協力者様ときちんと確認しながら開発を進めました。 時間が掛かりましたが、私達は、よいロッドになったと確信しています。 多くの方々の力で誕生した カーペンタージギングロッド。 本気のジギングアングラー方に是非使っていただきたい・・・ これまで行ってまいりましたテストの模様を こちら で紹介させていただきます。 ■目指したもの、それがロッドネームになった 私達がジギングロッドに目指したものがあります。 言葉にすると 『水中の状況をよく捉えられる敏感さを持ち、得られた情報からアングラーが意のままに ジグをコントロール出来て、魚を掛けてからはロッドのパワー以上の力を出してくれるポテンシャルの高いロッド』 私達は、この方向性のロッドを目指しました。 これが私達が欲しかったジギングロッドの方向です。 カーペンタージギングロッド のネームは 『PSC シリーズ』 と決定しました。 『PSC シリーズ』 名前の由来になった “Power with sensitive control” “敏感であり繊細な制御が出来る、力を持ったジギングロッド” “ Power with sensitive control ” の単語の頭文字の PSC がロッドネームとなりました。 『PSC シリーズ』 は “敏感であり繊細な制御が出来る、力を持ったジギングロッド”が 見事に具現化されていると実感しています。 ■用途が明確 多くの試作ジギングロッドを作り、釣り場で試し、どのような調子、どのようなパワーのロッドが、 どの条件(水深 潮流 船と風の関係性 ジグの重さとタイプ etc.) で使いやすく、 水中の状況をよく捉えることが出来るかを調べました。 製品開発協力者様との多くの実験結果から、どの釣り場で、どのような状況の時に、 どのパワーのどのアクションが適正であるかを見つけ出すことが出来ました。 『PSC シリーズ』 は “この釣り場のこの条件の時に威力を発揮する” といった 使用用途の説明が明確に行えます。 釣り場の条件に対してタックルを合わせることで、釣果が伸びたことを皆が実感しています。 『PSC シリーズ』 の説明はスペック表だけでは見えない部分を、具体例を提示して行っていきます。 ■私達の方向は流行のそれとは異なる 私達の欲しかったジギングロッドの方向は、今の流行のジギングロッドの方向とは異なっています。 製品開発者の全員が、差異はあるものの、欲しいジギングロッドの方向が幸運にも同じ方向にありました。 『PSC シリーズ』 は流行ではなく、私達が考えるジギングロッドのスタンダードが形になっています。 ジギングロッドはアングラー個々の好みがあります。 すべてのジギングアングラーの方に受け入れてもらえるとは考えておりませんが、 『PSC シリーズのようなジギングロッドを熱望していた』 と言ってくださる方が必ず いてくださると確信しております。 ■『PSC シリーズ』 の特徴 ●アングラーが意のままにジグをコントロール出来る。 ●敏感で水中の状況が把握しやすい。 ●感度が良く、魚からのコントクトが伝わりやすい。 ●軽量で、軽快に操作できる。 ●疲れにくい長さの設定。 ●ロッドパワー以上の強さがあり、折れにくい。故に大型魚が掛かっても勝負できる。 ●スムーズに綺麗に曲がっていくブランク特性。 ●“ロッドを立てたファイト” が出来る。 私達の欲しかったジギングロッドの性能は、操作性と感度と耐久力です。 これらはロッドの基本性能で大切だと考えている部分です。 カーペンター近海ジギングロッドは、細かいアクションでも大きなアクションでも 思ったようにジグを操作出来るロッドになっていると私達は感じています。 ジグにアングラーが意図するアクションがつけ易いです。 感度はよく、魚の前当たりを捉えてくれます。 思ったようにジグの操作が出来るので使っていて楽しいジギングロッドです。 また、“疲れない” ことも重要視した点です。 アクションによって、疲れない適正な長さがあることがテストから分かっています。 アクションにより、適正なレングス設定を行っております。 ブランクの耐久力については、従来のカーペンターロッド同様に非常に高い破壊限界性能を持っています。 ライトパワーのロッドでも大型ヒラマサ ブリと戦えるので、パワー以上のパフォーマンスを感じています。 また、ロッドのパワーを引き出せる “ロッドを立てたファイト” が可能です。 ■多くのジギングアングラーが使う市販のジグはほぼ全て購入 多くのジギングアングラーが使う市販のジグをほぼ全て購入して、試作ロッドとの相性を確認しました。 地方のご当地ジグも購入して確認を行いました。 試作ジギングロッドと色々なタイプのジグと組み合わせてテストを行いました。 ■レングス設定の考え方 ジギングロッドの長さですが、これはアングラーの体力とアクション時の支点の位置に キーポイントがあると考えています。 その考えを基にレングス設定を行うことが良いと テストで分かりました。 別の言い方にすると、アクション時にアクションとして効いている部分の長さを重視して ロッドの全長を決定しています。 長過ぎるロッドは疲れます・・・ しかし、短過ぎるとしゃくりのストロークが取れないので アングラーは不満に感じます・・・ カーペンタージギングロッドは、アングラーの体力と支点位置を考えた意味のある長さになっています。 なので、カタログスペックのロッドの長さ表記だけを基準に、どのようなロッドかを判断することは出来ません。 カーペンタージギングロッドの長さはこのアクションならこの長さが適正と感じた長さにしています。 “長時間使用しても疲れない” これを根本とし、アングラーが疲れない長さで、かつ 適正なストロークと感じる長さの設定を行っています。 “疲れない” と “ストロークの長さ” は相反関係にあり、製品開発協力者様と小西で レングス設定を行っております。 疲れると集中力が続きません。 長時間のジギングでも、疲れず快適にジギングを楽しめる長さにしてあります。 ■『PSC シリーズ』 のアクション 『PSC シリーズ』 のアクションは、今の流行っているジギングロッドのアクションとは異なります。 口頭での説明がたいへん難しいので現物を確認していただきたいのですが、 言葉にすると ”適度な柔軟性” と ”適度なしっかり感” という表現になります。 グニャグニャした感じではありません。 ■ カーペンタージギングロッドのご要望へメールをいただきました皆様へ HPのカーペンタージギングロッドのご要望にメールをお送りいただき、誠にありがとうございます。 カーペンターのジギングロッドに求めてくださるものをよく理解したうえで製品開発が出来ました。 ありがとうございました。 いただきましたご要望をかなり具現化出来たと思います。 ●『ライトパワーだが折れにくくて大型魚が掛かってもロッドが負けないロッドが欲しい』 このご要望は叶えられていると確信しています。 ロッドパワー以上のパフォーマンスを感じております。 タックルをライトにしないとスレていて口を使わない。 しかし、ライトロッドではロッドが負けて獲れない。 この状況にはかなり対応が効くと思います。 ●『ブルーチェイサーが好きで、ブルーチェイサーのようなジギングロッドが欲しい』 という ご要望がわりと多くありました。 “ブルーチェイサーのような”とは、 『ブルーチェイサーようなスムーズで綺麗な支点移行を持つジギングロッド』 という 意味で書いていただいております。 製品開発協力者の松井さんも 『ロッドのセクションがスムーズな繋がりを持つ』 という意味で ブルーチェイサーのようなジギングロッドが欲しいと言われてました。 同じ内容のご要望で 『高負荷時に支点の移行がスムーズで安定したファイトが出来るジギングロッド』 このご要望も多かったです。 製品開発協力者の浅間さんは 『こんなに淀みの無いスムーズで使いやすいジギングロッドは 過去に使ったことが無かった』 と絶賛下さっています。 カーペンタージギングロッドは、このご要望もきちんと具現化出来ていると思います。 ●ロッドを立てたファイトが出来るジギングロッド このご要望もたくさんいただきました。 魚を障害物から引き離す力は、ドラグ力ではなく、ロッドの復元力だと考えております。 これは大物釣りから嫌というほど経験したことです。 ロッドのパワーに対して、それを上回る大型魚が掛かった場合は、ドラグ力の大きさも大事ですが、 ロッドを立てた時に生まれる復元力が魚を障害物から引き離す力になると確信しています。 『ロッドを立てたファイトが出来るジギングロッド』 これもきちんと具現化されています。 ロッドを立てても折れにくく、アクションとのバランスを考えた適正な復元力を生む、 素晴らしいファイトが出来るジギングロッドになっています。 ●リアグリップの長さ リアグリップの長さのご要望もありました。 リアグリップの長さですが、これは身長や手のリーチや好みが決定付けると思います。 個々で適正と感じる長さが異なるので、何が正しいかは分かりませんが、 既存のジギングロッドのリアグリップは、私達には少し短いと感じておりました。 私達が適正と感じる長さを設定しました。 ●フッキングがきちんと出来るロッド ぐにゃぐにゃしてフッキングした力が伝わらない感じがするジギングロッドではなく、 フッキングパワーがあり、フッキングが決まるジギングロッドのご要望も多くありました。 これもきちんと具現化されていると思います。 ティップからバットへスムーズにパワーが立ち上がることで、 フッキングのもたつき感はなく、シャープに決まると感じています。 ●体力負担の軽減 このご要望は、年が少しいった方からのご要望が多かったですが、 体力消耗の軽減は小西も非常に感じております。 『小西さんはGTやっているんで、近海ジギングは楽でしょ』 と言われますが 全くそんなことはありません。 GTとは使う筋肉が違うためと、近海はポイント移動が少ないので ジギングをしている実釣時間が長い為に疲れます。 私自身が低負荷でも持続する運動に弱い面があります。 高負荷 瞬発性のGT釣りよりも低負荷 持続性のジギングは体質的に疲れが後に残る傾向があります。 疲れると集中力がなくなります。また、面白いという気持ちがなくなります。 ”集中して楽しく釣りが出来ること” この部分は重要視しました。 製品開発協力者の西尾さんや、私のジグのアクションは低負荷の傾向があります。 逆に 松井さん 浅間さんはパワーがあります。 疲れないジギングロッドが欲しいというご要望。 高い性能を持ちつつ、疲れないジギングロッドが具現化できていると思います。 ●ジグを投げてもライントラブルが無く、遠投が効く ジグを投げてもライントラブルが無く、遠投が効くものが欲しいというご要望もあります。 これもきちんと具現化出来ています。製品開発協力者様も私も ライントラブルはほぼ皆無です。 ●自動的に釣れるアクションが出るロッドが欲しい ”自動的に釣れるアクションが出るジギングロッド” は夢のようですが、 ジギングはアングラーのアクションのスキルが釣果を決定すると考えています。 自動的というのは無理ですが、PSCシリーズは、ジグの動きの把握がしやすいです。 ”把握した状況に対応した魚が反応しやすいアクション” が少し経験を積んでいくと分かってくるはずです。 会得に少し時間は掛かるかも知れませんが、これが分かった時のジギングは 100倍くらい面白さが違います。 PSCシリーズは、水中の様子がよく分かる、とても面白い世界があるので是非使ってみてください。 ■その他のご要望をいただきました皆様へ 地域的に特化したモデルは製品開発協力者様と検討していきます。 (伊勢湾ライトジギングロッド ミドルヘビークラスのロッド 瀬戸内海ベイトロッド その他の地域のご要望ロッド 1&Hロッド etc.) ■試釣会 ジギングロッドはキャスティングロッドでの試投会の代わりに、遊漁船でジギングロッドの試釣会を 行わせていただく予定をしております。 実際に試してみたい方や細かい部分の説明を聞きてみたい方には 『カーペンタージギングロッド試釣会』 で見ていただける機会を設けさせていただきます。
・・・ お知らせ ・・・ PSCシリーズのガイドの仕様や価格は5月頃までにカーペンターHPでお知らせをさせていただきます。 秋には製品リリースが開始出来ると思います。 ガイドの仕様や価格の発表後に受注を始めさせていただきます。 4月12〜13日 京都で開催される JIG に 製品化が決定したカーペンタージギングロッド 3本と 製品化が有力な試作ロッドを持っていきます。 BLCシリーズやGTロッドのキャスティングロッドも持参します。 製品開発協力者様 松井さん 西尾さん が来て下さります。 ジギングロッド キャスティングロッドなどの色々なお話が出来ると思います。 是非、遊びに来てください! 春にはカーペンタージギング試釣会を予定しております。 日時 場所はカーペンターHPで連絡させていただきます。 |
|||||||||||
Copyright (c) Carpenter All Rights Reserved. このホームページに関する一切の著作権は 株式会社 カーペンター に帰属します。 |